LOHAS!

生活が変わる?

グラン・トリノ

2009-05-10 | 読書・音楽・映画



エンディングロールも終わり、電気が点いて明るくなった映画館の中は、話声も無くシーンと静まりかえっていた 

時折はなをすする音があちこちから聞こえてくるがみな黙々と出口へと移動する 


   衝撃的だった
   

そんな解決策を抱いてウォルトは現地に向かったのか・・・


余韻は数日残った・・・


何年か前「自己責任」という言葉がはやったことがあった 

優しさのない世界が広がり、強いものや運のいいものだけが蔓延って生きにくい社会になっていくような気がした 
弱いものへの労わりの感情が消え「私が・・わたしが・・」とやっきにならないと生き残れないような恐怖を感じた 


主人公ウォルト・コワルスキーはそんな社会への流れを断ち切るような生きざまを見せた 

多くを経験したものはこれから成長する者に手を差しのべる 

その大切さに気付かされた 






若者を守ることそれもまた年を重ねた者の役目なのかも知れない


映画の中で時々姿を見せる1972年製という年代もののフォード社の車‘グラン・トリノ’


  その凛とした輝きが心に染みた 



                
              
                                 208


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昨日 (ケロちゃん)
2009-05-11 12:52:21
昨日、機内で「グラン トリノ」の映画を小さい画面で見ました。

本当に良い作品でしたね

泣きそうになったけど、やっぱ機内の小さい画面では、感情が抑えられてしまいました・・

劇場でもう一度見たいと思った映画です 
返信する
泣きました。。。。。 (ちびたん)
2009-05-12 12:25:21
ちゃんさんも見られましたか 

いい映画ですよね

久々に感動する映画に出会いました 

まだ・・・余韻が・・・(どんだけ引っ張んねん!!)
返信する