LOHAS!

生活が変わる?

飲める水がなくなる

2007-12-26 | 自然
この間会った小学生がとんでもないことを言い出した

「石油の次は水のとりあいがはじまんねんで」

もちろん 水とは淡水のことである

「今もなぁ~、地球にある水がバケツに一杯やとしたら、飲める水はたった一滴やねんで  」

そ・そ・そんな あほな 子供の言うことや

で・・・・・・ 調べてみる 

  確かに 

地球上で飲める水は、わずか0.007%しかない
との資料を見つけた 

  そして

WHO(世界保健機関)によれば、 世界には上水道、井戸といった安全な飲料水を利用できない人口が11億人、下水道などの衛生施設を利用できない人口が24億人も存在し、毎日数キロ、何十キロもの水を運んでいるために、学校に行けない子どもも少なくない

国連(水資源に関する報告書 ) によると「2025年には世界の人口のほぼ半分に当たる35億人が水不足に直面する」とまで言っている

日本は降雨量も多く(世界の平均のほぼ2倍)、河川や湖沼も有数にあるという地形だ 

そこから得られる水は生活用水としての安全性やその用途の広さは、世界の他の地域と比べてみても群を抜いて高いという。

日本のどの地域においても水道の蛇口をひねれば沢山の水が溢れ出るし、そしてほとんどが飲料水として利用できる

このように私達にとって当たり前になっている水は

            希少で貴重なものだったのだ・・・

1台の車を作るのに40万リットルの水が必要と言われているし

1トンの穀物を生産するには水1,000トンが必要とも言われてている

そんな大切な水が、人口の急激な増加と社会の発展そして地球温暖化や使いすぎによって枯渇しはじめているという事実を知らされると空恐ろしくなってくる

やがては・・・日本でさえ舗装された道路が多くなったため、降る雨は地下に浸透せずに直接海へと注いでしまい  地下水は供給されずいつか水不足がやってくる。

それじゃあ海の水を浄化すればいいと簡単に発想してしまうが、これまた淡水化施設の運営には、膨大なお金がかかり、維持が大変なのだ。

近い将来水の争奪戦が始まるかもしれない

             いやすでに始まっているのだ  167

メタボリックシンドローム対策

2007-12-19 | 健康
生活習慣病の予防策が・・・・医療制度改革法(H18年6月)に盛り込まれた


2008年4月から「特定検診」「特定保健指導」が義務化されるにあたり
労働安全衛生法の改正により、企業における健康診断にメタボ健診の項目が追加されたのだ。


国はメタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)の該当者を減らす方針で
あろうことか・・その削減が目標に達していない企業健保などには罰則を科すらしい

それはちょっとやりすぎではないかと反発の声が出ている 


  メタボリックシンドロームの診断基準は 

 「内臓脂肪型肥満」に加えて、

 ①高血糖、②高血圧、③脂質異常のうち
  いずれか2つ以上をあわせもった状態 


「内臓脂肪型肥満」とは 腹腔内脂肪蓄積として
   ウエストサイズ 男性 85cm以上  女性 90cm以上


①高血糖・・・・・空腹時血糖値が110mg/CL以上

②高血圧     
       収縮期最高血圧 130mmHg以上  拡張期最高血圧 85mmhg以上
         
③血中資質異常
       ・中性脂肪値     150mg/dL以上
       ・HDLコレステロール値 40mg/dL未満
        のいずれかもしくは両方


最近の研究で、この内臓脂肪が過剰にたまっているとアディポサイトカインという生理活性物質  が分泌され、「糖尿病」や「高血圧症」、「高脂血症」といった生活習慣病を併発しやすくなるということがわかった 

日本人の三大死因である がん、心臓病、脳卒中 ・・・このうち心臓病と脳卒中は、動脈硬化が要因で、内臓脂肪型肥満をベースに複数が重なることによって、動脈硬化を進行させ、ひいては命に危険を及ぼすという。 

それでは一体どうすればいいのだろうか

この内臓脂肪は活発に働いているため、たまりやすいが 
     分解されやすいという性質を持っている 

ということは  内臓脂肪の蓄積は運動で少しずつ消費することが可能なのだ 

食べ過ぎたときは、その分のカロリーを溜め込まないように小まめにカラダを動かしたり~ 通勤時には一駅歩いたり  エスカレーターやエレベーターばかり使わずに階段を使ったり~と日常生活のちょっとした工夫と努力で内臓脂肪を燃焼することができる。

 もうすぐクリスマス 
   そのサンタさん も最近では、スリムになっているらしい



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CO2削減はどうすれば?

2007-12-12 | 自然
    ついに来年は

京都議定書での約束の2008年~2012年がスタートする

その目標達成に向けて日本政府が取り組んだこととは何か

それはハンガリー政府から、温室効果ガスの排出枠を買うことだった

どういうことかというと

ハンガリーでは温室効果ガスの排出が減ったそうだ

そのハンガリーで減った分を、日本で減らしたことにできるというもの
   はあ?
ハンガリーは日本と同様、1990年比で6%削減するよう、京都議定書で義務づけられている。

しかし、景気が低迷したため排出量が激減し、最大で目標より1億トン程度少なくなる見通し。

日本政府はハンガリーに払う代金の使い道を環境対策に限る方針(グリーン投資スキーム)でCO2換算、およそ1000万トンの購入を考えているようだ。
これで 1.2% の削減につながるらしい

このように先進国同士で各国の削減目標達成のために排出枠を売買する排出権取引(ET)は、京都議定書に盛り込まれた「京都メカニズム」の一つ。

    最初・・・耳を疑った 

欠点を取った生徒が他の生徒から足りない点数をお金を払って買う
そんなありえないシステムが堂々とまかりとおっているようなもんではないかと。

しかしこの環境問題・・・先進国や発展途上国の利害が見え隠れするためかなかなか進まない
 「なにがなんでもCO2は削減しなければならない!」

きわめて切羽詰った状況  正当なことを言っていられなくなってきた

とにかく その義務遵守を容易にするため「 国際排出権取引」 を含む京都メカニズム導入を当時のクリントン大統領とゴア副大統領のコンビ  が半ば強引に推し進めた

が・・・当のアメリカはブッシュが大統領になると簡単に離脱している

随分と身勝手な話だ 

そのアメリカにおいて今や州単位あるいは企業単位でCO2を減らす努力が始まっている 

もはや政府だけにまかせておけない

市民や企業が主体となってこの環境問題に積極的に取り組む時代がやってきたようだ

 最近こんな記事を見た

   グリーンピースがエコ製品ランキング   
Aaron Ricadela (BusinessWeek.com記者、シリコンバレー)

 オランダに本部を置く環境保護団体グリーンピースが年4回発行しているエレクトロニクスメーカーの環境保護度ランキング「Guide to Greener Electronics」の最新版が発表された。

グリーンピースによるエレクトロニクスメーカー18社の環境対策度ランキング

順位     企業名   

第1位  ソニー・エリクソン / サムスン電子           
第3位  ソニー / デル / レノボ               
第6位  東芝 / LGE / 富士通・シーメンス・コンピューターズ  
第9位  ノキア / ヒューレット・パッカード           
第11位 アップル                          
第12位 エイサー                          
第13位 松下電器産業 / モトローラ                
第15位 シャープ                          
第16位 マイクロソフト                       
第17位 フィリップス                        
第18位 任天堂                           

 米マイクロソフトや任天堂は、テレビゲーム機の製造に有害物質を使用しているとして酷評されている。
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