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生活が変わる?

クーリングオフ 改正

2007-06-24 | 社会
経済産業省は18日、訪問販売や外国語教室などの業務を規制している 
「特定商取引法」を抜本改正する方針を固めました。

19日午前の閣議後の記者会見で、甘利明経済産業相は、 
訪問販売や通信販売などのルールを定めた特定商取引法を改正し、
 「大半の商品やサービスを規制対象とする」考えを明らかにしました。

この改正法で、いままでは「訪問販売」、「通信販売」、「電話勧誘販売」の三つの販売方法について、
商品やサービスごとに指定して規制されていたものが、
(保険業法や薬事法など他の法律が規制対象としている物品・サービス以外は)
今後は  すべてが対象になる  そうです。

ということで ほぼすべての物品やサービスが、一定期間内ならば契約を解除できる「クーリングオフ」の対象になってきます。

つまり・・・クーリングオフ( Cooling-off)によって、頭を冷やして考え直す期間が与えられることで、
一定の期間内に限られますが、消費者である私たちは契約を一方的に解除できるのです。
これは消費者を守るための民法よりも優先する特別法です。

そして、割賦販売法を改正して規制を強化する方針も明らかにされました。
クレジット契約については、これまで 信販会社にはクーリングオフが適用されないため、
売買契約を解除してもクレジット契約が残る事態がありましたが、
信販会社に対しても、クーリングオフ制度を適用するなどの規制強化を図る方向で検討され、
例え業者が所在不明  になったとしても、
信販会社から返還を受けられるようにするようです。

また・・・   消費者トラブルの多い「行為の差し止め請求」
を消費者団体に認める「消費者団体訴訟制度」の導入も考えられています。
01年に施行された消費者契約法では「業者に不当な行為があった場合、契約を無効にできる」
ことにはなっていましたが、業務停止命令などの行政処分ができないものでした。

「消費者団体訴訟制度」では業者に差し止め命令が出せることができるため、
その後の被害防止にはなります。
ところが・・・損害賠償制度がないので、既に被害を受けた人の金銭的救済はされないみたいです
  このへんももうちょっと考えてほしいところでしょうか
  
とにかく~~経産省は産業構造審議会(経産相の諮問機関)での議論を経て、
来年の通常国会への改正法案提出を目指すということです。 196









梅雨入り

2007-06-17 | 自然
 気象庁は14日、近畿、中国、東海地方が梅雨入りしたとみられると発表した。

なんではっきりと「梅雨入りしました」じゃなくって・・・「みられる」と発表するのかと思ったら、
どうやら その入り明けは,平均的に5日程度の移り変わりの期間のおおむね中日をもって
「○日頃」と表現しているためはっきりこの日だと宣言できないらしい
  
そりゃそうか

なんでも、近畿、中国は過去20年で最も遅い梅雨入りとなるそうだ。

先月16日、沖縄地方が梅雨入りをしたけど、これも平均より8日遅かった。

こうして遅いなりにも梅雨前線は北上していき北海道を除く日本中が
やがてジトジト・・ジメジメ・・とした季節におおわれる~~~ ~~はず
ところが、土曜日、梅雨入りしたとは思えないこの青空  この暑さ
なんでも、大陸から日本付近に張り出している移動性高気圧が例年より勢力が強いためだそうだ。
もしかしたら本当の梅雨入りはもっと後なんだろうか?
でもって梅雨明けも遅いのかと・・・思いきや 

「気象庁は11日、ペルー沖の太平洋でラニーニャ現象が発生しているとみられる」と発表 
「これが起きた年の日本は、梅雨明けが早くなるうえ、夏場には気温が高めで少雨となる傾向がある。
このため同庁は、この夏の猛暑と渇水への注意を呼びかけている。」

梅雨明けがはやいのは遊びに行くにはうれしいけど、
猛暑と渇水は    いやや~ 

それに・・・なんやねんその「ラニーニャ現象」って
 

   ラニーニャ現象は、太平洋の中央部より東側の赤道付近で、海面水温が平年より半年以上続いて低くなる現象。
同じ海域の海面水温が上がるエルニーニョ現象と同様、世界規模で異常気象の原因となることで知られ、
1949年以降では今回で13回目の観測となる。

           

 ラニーニャ現象が発生すると、太平洋の西側では逆に水温が高くなって水蒸気の発生が活発になるため、
日本付近では夏場に太平洋高気圧の勢力が一層強まる。
それに伴い、晴天が続いて雨が少なく、猛暑になることが多い。

なぜ、海面水温が下がる現象が起こるのかというと、
赤道付近の太平洋上は東から西に貿易風が吹いており、この風が強くなった時にラニーニャは発生する。
通常より強い風によって海面の暖かい海水が西側に運ばれ、その流れを補うように下部の冷たい海水が上昇し、水温が下がるためだ。

エルニーニョはスペイン語で男の子という意味だそうで、ラニーニョは女の子という意味 
男の子がいるなら女の子もいるわけで・・・異常気象なのにそこんとこは正常
しかし、こんなに「異常気象」が顕れるとそのうちとんでもない時に梅雨がやってくることになるかもしれん 
なんで梅雨と呼ばれるのかといえば「梅の実が熟するころの雨」だという説があるらしいが、
・・・・・・近い将来そんな説は消えてなくなってしまうかも知れない 182



G8サミット

2007-06-10 | 社会
主要8カ国首脳・・・日、米、英、仏、独、伊、加、露 及びEUの委員長が参加して毎年開催されるG8サミット。

その第33回主要国首脳会議はドイツ北部のハイリゲンダムで現地時間6日夕から三日間の日程で開幕し8日、閉幕しました。

 最大のテーマは地球温暖化問題

このままほうっておくと水不足や洪水、生態系の破壊など地球規模での大きな危機が迫っていることがはっきりと報告されています。
その為、この地球温暖化問題については 
「2050年までに温暖化ガスの排出量を少なくとも半減させることを真剣に検討する」ことで合意したそうです。

すべての主要排出国が参加する枠組みとして、09年中には具体策をつくる方向が示され、
世界は「京都議定書」後の新たな温暖化ガス削減の枠組み作りのスタート台に立つこととなりました。

 しかし、今回のサミットでは温室効果ガス半減などの数値目標の明示をめぐる対立がありました。

米国は数値目標の設定に反対し、検討課題とすることで妥協しましたがその関与は不透明なまま、またこの会議に特別参加した途上国は温暖化を招いたのは先進国だとして自国に課せられた排出抑制に抵抗しています 

来年、7月に開かれる北海道洞爺湖サミット
議長国となる日本は難しい調整を迫られることになりそうです。

 ポーランドとチェコへの米国のミサイル防衛(MD)施設建設計画にロシアが反発し、米・露が対立していた問題

 これについてはプーチン大統領がアゼルバイジャンにレーダー施設の配備予定地を変更し、共同使用することを逆提案したことで問題は先送りされた形になりました。
とりあえず米・露の関係悪化はいまのところ回避できたようです。

米国は先進国のなかのリーダー的な立場からもっと地球のことを考えてほしいものです。
強い米国であることが大事なのか他国を攻撃することばかり考えているように見えてしまうのですが・・・



以前日本で・・・2000年7月21日から23日までの3日間、第26回主要国首脳会議(九州・沖縄サミット首脳会合)が、名護市の万国津梁館で開催されました。
あの時、2000年に開催されるからか、小渕首相の提案により2千円札が発行されましたよね
最近みたことないんですが、全て回収されたんでしょうか 

  サミットのキャスト達

・・・6月27日に退任予定のブレア英首相
  
・・・欧州CLはミラン優勝のプローディ伊首相 
  
・・・相変わらず70%以上と高支持率のプーチン露大統領

・・・夫人が1泊で帰国のサルコジ仏大統領

・・・ 議長国、唯一の女性メルケル独首相 
  
・・・胃痛で8日午前の会議欠席のブッシュ米大統領  

・・・前に「人権を犠牲にしない」発言をしたハーバー加首相

・・・支持率32・9%と下落傾向の安倍晋三日首相

そして、 バローゾ欧州委員長    でした  170