LOHAS!

生活が変わる?

ゴンズイを釣った。。。

2009-08-23 | 自然
今年は雨の多い夏だ 

お盆休みを利用して南紀に行ったんだけど天気はすっきりしない 

海に入っても寒くって長いこと泳いでいられない

白浜の花火も台風の影響で10日は中止になってしまった 

「釣りでもしてみよか・・・」

えさつきで3千円という釣り竿買ってバケツ持って妹と人がチラホラ集まっている釣り場らしい場所に腰を下ろす

私はもっぱらエサ付けと魚から針をとるかかりということでいざ挑戦

・・・と、小さいけどいきなり釣れた コアジや 幸先ええんちゃうん

バケツの中に入れられたコアジは勢いがあってグルグルと飛び出さんばかりに泳いでる

しかし・・・それ1匹だけで・・・どれくらい時間が過ぎただろうか

元気だったコアジも弱りはじめ夕暮れが近づきはじめてるなぁ~と思ったその瞬間

「大きいのが釣れたぁ~~ 」と妹が叫ぶ


          




な・なんと釣りざおの先で暴れている魚は ナマズのような・・・

   「ゴンズイや! 危ない!!! 」

びっくりした妹が竿を海に戻し「どうしたらええのん?」

そこにたまたま通りがかった年配のおじさんが

「確かにゴンズイでしたな。糸を切るしかしょうがないわ。

あんなんに触ったらえらいことになりまっせ」

「そうそう死ぬかもしれへんねん」 と私が相槌をうつと

「まあ死ぬことはないけど。ものすごく痛うてのたうちまわりますわ。
昨日も若い男の人がゴンズイ釣って触ったみたいで病院に運ばれましたわ」


結局はさみで釣り糸を切ってゴンズイからは解放されることとなった

それでも名残惜しくも覗き込むとゴンズイの団体さんばかりが泳いでる 




このあたりは夕方5時を過ぎるとゴンズイがてんこもりになるらしい

私と妹は横たわったコアジ1匹が入ったバケツと糸の切れた釣りざおを抱えて沈黙のまま釣り場を後にした


ゴンズイをWikipediaで調べてみた

体長10cm~20cmに達するナマズ目の海水魚である。
   そうそうナマズに似てるって思った

茶褐色の体に頭部から尾部にかけて2本の黄色い線がある。   
   黄色というより茶色に近かった

集団で行動する習性があり、特に幼魚の時代に著しい。幼魚の群れは巨大な団子状になるため、「ごんずい玉」とも呼ばれる。



   上から覗きこんで見たとき玉のような団体になって勢いよく泳いでいた

背鰭と胸鰭の第一棘条には毒があり、これに刺されると激痛に襲われる。なお、この毒は死んでも失われない。
   え~~~~~死んでても触っちゃいけないんだ


地方によっては味噌汁や天ぷらなどで食される。
   へぇ~ 想像すると気持ち悪いけど・・・案外おいしいのかも

ゴンズイは泳いでいるときには刺すことはないらしい 

遊泳しててたまたま出会ったとしても大丈夫 

釣りあげた場合、興奮するので棘を出すらしい。むこうも必死なのだ353