Chiakiの徒然日記

避難所に行かない避難者

タイトルは震災後、我々のことを表した叔母の言葉。
発災直後は、避難所に行っても休むスペースの提供だけで、食事など必要なものは自分で用意しろとのことだった(と、避難所に行った人から聞いた)。
それだったら無理して避難所に行かなくてもいいじゃないか、3世帯9人で身を寄せ合った方がいい、そう判断した。
だから、行政が発表する「避難者」に我々は含まれない。

様々な事情から避難所に行かない、行けない被災者もたくさんいる。
今でも車中泊を続けている人もいる。
大西市長のTwitterに、「車中泊の人の数を把握しろ!」というような書き込みがよく寄せられているのを見る。
言わんとすることは分かる。
でも、ある程度は自分たちで声を上げなきゃ把握するのは難しいと思う。
益城町のテント村のように固まっているのなら見つけやすいだろうけど、自宅の庭とかで避難生活を送っていたら分からないって。
お年寄りなど、なかなか情報が行き渡らないだろうから、周りにいる人たちが声をかけ、情報を教えてあげるなり、行政に声を出すなり、協力してあげなきゃ。
そういうことが希薄な地域なのかなぁ?
いくら行政に声を届けても完全無視されているというのであれば、また話は変わってくるけどね。

最近驚いたこと。
益城町に住んでいる方の投書だったのだが新聞に載っていた話。
家は「危険」の赤い紙が貼られている。
しかし、「一部損壊」という判断なので仮設住宅の入居要件を満たさないとのこと。
「危険」で「一部損壊」。何か矛盾している気がする…。

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