とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

初歌舞伎 国立劇場 2020.1.9

2020年01月12日 | 古典芸能
今年の初舞台は国立劇場です。

通し狂言菊一座令和仇討きくいちざれいわのあだうち
このところお正月は菊五郎座長の菊五郎一座の狂言です
南北原作で、有名なキャラクターが時代を超えて出てきて、なかなか面白いお話でした。
それに、国立ならではの、通しというとこが嬉しい。



お正月気分になりますし、男性客も多いです。
ただ、歌舞伎座には華やかさで負けてるかな

菊五郎一座と言えば、菊五郎、菊之助はもちろん
松緑、時蔵、團蔵とか、楽善、彦三郎、亀蔵親子とか、右近、梅枝
萬次郎、片岡亀蔵とか、役者がそろってます。
松緑の息子の左近くんも出演。声変わり終わったのか青年声になってました。
13・4歳かな(体はまだ小さい)


菊之助は綺麗な若武者で、それはそれでいいんだけど、物足りないと思ったら
女性に間違えられたのを利用して、廓に身売り・・当たり前にさすが綺麗で、嬉しい。

申し込む段階で、ダブル花道とは知らなかったので、いつもの花道よりの席にしてたので
両方の花道に、菊之助と松緑が同時に出てきたり、同時の引っ込みあり。
とてもわくわくして、かっこいいんだけど
・・左見て右見て、左、右・・忙しい~
真ん中の後ろが、観やすいだろうなあ。

ほぼ最後の立ち回りがやっぱり楽しい。
さて、お家騒動から、かたき討ちの話になるんですが、この後はまたの再会に・・
という展開がお正月らしい。
お正月恒例の、手ぬぐい撒きもありましたが、取れず。
これ難しいですね。自分に飛んでこない限り、手を出せない・・