横山幸雄ピアノリサイタル

3月3日、みなとみらいホールで行われた横山幸雄のピアノリサイタルに行ってきました
技術力の高さで有名なピアニストの初めて聴く生演奏を楽しみにしていました

「3大作曲家を弾く」リサイタルということで、プログラムは
ベートーヴェン「テンペスト」「熱情」、ショパン「バラード」全4曲、リスト「ソナタロ短調」
題名を聞いただけで、弾き終わった瞬間に力尽きちゃいそうな曲目ばかりですが。。。(^^;)



甘いマスクでさぞかし甘い演奏を奏でるのかと思いきや・・・
（まぁ、今回は曲目が曲目なだけにそれだけでは終わらないでしょうが）
とても熱のこもった華麗な演奏を披露してくれました。


座席は、敢えて狙ったステージの裏側のピアノの鍵盤が真正面に見える角度の最前列
正面の１階席前列の場合は鍵盤が目線の高さですし、前列の方の席を取るのは大変ですが、
それに比べて、ステージ裏側だとやや上から見下ろす感じになる上、距離もかなり近いので
角度によっては指の動きまでバッチリ見えて、リサイタルなどの時には最高の穴場です
正に、狙い通りの角度と視界

座席からの視野はこんな感じ


アンコールは2曲披露してくれました。
1曲目はリストの「愛の夢 第3番」　こちらは想像に難くありません。
2曲目は曲名がわからなかったのですが、アンコール曲でここまでやるのかというような
技術的にもかなり高度で、テンポも速く力強い曲で、とにかくダイナミックでした。
（後から調べた結果、同じくリストの「メフィスト・ワルツ 第1番」とわかりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by 神奈川芸術協会アンコール情報）

全てが終了した時は、開演から3時間近くが経っていました。
いやぁ～、若さもあるのでしょうか
聞いている方も、かなりの集中力を要して少し疲れてしまったというのに
あれだけの曲目を、サービス精神旺盛に弾ききって、素晴らしかったです

大きな拍手と「ブラボー」の声
会場を後にする人たちからは、ため息と共に「すごかったわね～」の感嘆の声が。。。

本当に良い演奏を聴くことができました


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