はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

大統領選

2012-03-06 22:42:33 | Weblog
今年はフランス大統領選の年。
1回目の選挙は4月22日、過半数に達さなかった場合
決選投票は5月6日。国民による直接選挙。

現サルコジ大統領のほか、フランソワ・オランド(社会党)、
マリーヌ・ル・ペン(国民戦線)などが有力と言われている。
マリーヌ・ル・ペンは極右政党国民戦線の創始者である
ジャン=マリー・ル・ペンの娘。

極右、とか極左、とみなされている政党は
主張はどうであれ、イメージ的に不利だと思うけれど
マリーヌ・ル・ペンは彼女の父親に比較してソフトな
イメージを与えるなどメディア戦略にも長けている様子。
そんなこともあってか、某大衆紙の世論調査では
1回目の選挙では1番になるとの予測が出ている。

ヨーロッパで極右というとナチと結びつけて
人種差別主義者、というレッテルを貼り主張も聞かずに
ありえない政党、という扱いをする人もいるだろう。

社会主義的な国フランスにおいて国民戦線の主張は極右
とされても仕方ないところはある。
けれど移民制限、死刑の支持、国籍の血統主義などは
日本の現在の政策程度のレベル。
だからと言って彼女を支持しているわけではないけれど。
彼女個人的に問題がある(例えばいきなりヒトラーみたいになる)
というよりは、彼女の取り巻きの中に怖そうな人がいることの方が気になる。

テレビでは連日各候補者が
ディベートしたり、インタビューに答えたり。
いずれにせよ、選挙権がない以上、
外野からあらましを見ているしかない日々。

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