鍼は凄い! ギックリ腰は一発だ
キャリア45年の鍼灸師の治療体験から、
劇的効果のあった「忘れえぬ」症例を順次挙げよう。
まず、第一に思い起こし、今でも「話題」にしているのは、
10数年前の当時28歳の男性、鉄工場で働くSさんがの治療例である。
彼は、結婚式の前日に、
60キロの重いものを持ち上げていた数日の仕事の疲れで感じていた
腰の違和感が激痛となり、全く屈伸ができなくなってしまった。
そのことを、式の参加者に知らせ、当日残念だが車椅子になると予告しておいた。
ところが、婚約者のお父さんから、中川求真堂で、鍼治療を受けるように勧められ、
ワラにもすがる思いで、やってきたとのことであった。
彼の治療は、「水溝」と言う鼻の下のツボに1本の鍼で見事完治!
結婚式は、
彼が”1本の鼻の下の鍼で、治ってシャンとして”出てこられたと大騒ぎだったとか。
それから、彼の友人の腰痛の患者が、何人も見えた。
ところで、彼は、あの日以来10数年、全然腰は痛くない!そうです。
その後、2年前のある夜十時ころに、彼の奥さんから電話があった。
「石材」の仕事をしている彼のお父さんが
「東日本大震災」の影響で崩壊した「墓石」の修理をしていて「ぎっくり腰」になり
これから「入院・手術」ということになっているが、ハリをすすめてみたら
「やってみたい」というのでどうでしょうかということだった。
勿論OKして、治療した。
そのときは、両下肢の「飛陽」だけ!激痛はなくなり
翌日午前に治療し、午後は軽い仕事をしてみたが痛みなし。3日目の補助的治療で完治!
入院も手術もしないですんだ。
その年の暮れに「石材店のカレンダー」を持って、挨拶に来た。
そして昨年の暮れも、あれから”全然腰は痛まず、仕事ができた”と
例の「カレンダー」を持って報告に来てくれた。
やっぱり鍼は凄い!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます