思い付きはいいのかもしれないけど、現実にはまったくそぐわない政策のような気がする。
よりにもよって、「月末の金曜日」・・・早く帰れというほうが無理なような。まあ、仕事内容にもよるのかもしれないけど、営業マン時代の思い出は、12月28日の仕事納めの日、目標達成してなくて、マッチ売りの少女のごとく、会社に戻れず、お客さんのところを一件ずつ飛び込んで歩いた。今と違って、ゆとりのあった時代、年末は大掃除のあとはビールなどでお疲れさん会をやっている会社が多くて、顔を出すと「あんたも飲んでいきなさい」という感じで商談どころの話にはならない。でも、なんとか数字を作らないと、と次の会社へまた歩く・・・
今はさらに人員も減らされ、IT化、OA化が進み、仕事の管理が細かくなっている時代・・・だからこそ、月末の金曜日でも15時に帰ろうと思えば帰れるのかもしれない?
が、ほとんどの中小企業はそんな余裕はないと思う。ますます大企業と中小企業の差が開いていくような・・・
お役人さんたちは、月末の金曜日に早く帰れるのだろうか。3月31日は月末、年度末の金曜日・・・考えただけで恐ろしい・・・