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「言葉の力」で企業を伸ばす!ビジネスライター奮戦記

日々、企業様の販促、営業戦略立案、編集など仕事の中で感じること、女性の働き方、教育、エコ&オーガニックなどを綴ります。

振り返れば、「やつ」がいる

2009年07月25日 00時08分45秒 | ビジネス
世の中にいつの間にか蔓延している言葉について何度か書いてきた。
ビミョ~、ありえない、~を負えない
などなど。

最近気になるのは「やつ」
ビジネスの現場でも、日常会話でも、上品なマダムも、おとなから子どもまで何かをさす言葉として使用頻度があがっている。
「この前のやつですが・・・」「あ、そうそう。そのやつ」
先日は、買い物に行って応対してくれたおしゃれな店員さんが「こちらのやつは」と涼しい顔でのたまった。いくら前後が丁寧語でも・・・
「このやつ」「あのやつ」なんていわずに「あれ」「これ」「あちら」「こちら」でいいいのに、どうも耳につく。なんで???

またまた消費者心理を考える

2009年07月05日 01時49分47秒 | ビジネス
先日、マーケティング会社のセミナーに参加してきた。
女性の視点から、今流行っているもの、売れているものについていろいろ解説があったのだけど、うーん、それだけじゃないよね、と思ったこともいくつか。

たとえばキッザニアについて。。。確かに流行っている。リピーターも多く、かなり先まで予約でいっぱい、とうとう関西にもできたというくらい。この分析は、エデュテインメント、つまりテーマパークに教育の要素を取り入れたから、というものだった。でも私が考えるに、ここはそれだけではない。

似たようなケース?子どもがまだ小さいときでも一人の時間がほしいけど、託児してまでは、、、というママたちにもってこいなのが、「おけいこ」ごと。だから教育ベビーシッターや、低年齢でも子どもだけで受講できるおけいこの隠れニーズは、「子どもの教育といういいわけ付託児」。この場合、売れている理由は「教育」という大義名分で託児して遊んだりバーゲンに行ったりする後ろめたさを隠せること。

さて、キッザニア人気も、エデュテインメントだけでは語れない。ここの最大のヒット要因は「コスプレ」にあると考える。
マクドナルドの制服、消防士、キャビンアテンダント、宅配の配送員・・・すべて大人と同じ制服。
この姿をカメラに収めることがけっこう大きな親の満足感につながっている。

スタジオアリスやマリオが出てくる前に、「アニメの主人公などの衣装で写真撮影するスタジオがあったらなあ」と考えていたのだけど、結局その路線と見た。
もちろん、「教育」という大義名分もはずせない、けど。