さてさて、仕事と家庭の両立、何が大変か、と独身女性や男性にインタビューされることがある。
我が家は子どもが三人いるので、たいてい
「洗濯物が多いんでしょうね」
「食事の準備とか大変でしょうね」
「掃除もありますよね」
とご心配いただくことが多い。
しかし、働く主婦にとって、何が一番大変か、というと私の実感では、毎日のルーチンな家事、掃除や洗濯、食事の支度や後片付けではない。
そんなことは、毎日の流れの中で何とかこなすし、いざとなれば外注(洗濯はクリーニング、食事は外食・・・)できるもの。
ただし、クリーニングに出しに行くよりは、自分の家で洗濯したほうが取りに行く手間を考えると楽だけどね。
子どもが少し大きくなれば、ごみだし、掃除、洗濯、料理、後片付け、すべて手分けして対応できる。
私にとって大変なのは、そういう日常の生活の中に組み込まれていないこと。
例えば、車の税金をいつまでに払わないといけない!
運動会の前にゼッケンをつけなければならない!
衣替えだ、夏服出さなきゃ!
この前は、娘の足の小指のつめがはがれてしまった。原因は、というと、なんと上靴が小さくなりすぎて、無理してはいていたから!?
それは極端にしても、ついつい秋が来たのに、うちの子だけまだ半袖だ、とか、気がついたら洋服が全部つんつるてんになっていた、、、
予防接種など、元気な子どもを病院に連れて行く余裕もなく、ほとんど受けていない。
いきなり、「明日、これをもっていかなきゃ」と子どもが言い出すのも、かなり難易度が高い。それも、図工の準備でプリンのカップ、牛乳パック、空き箱やきれいな紙、など、コンビニに走っても対応できないものもある。プリンは買って食べればいいんだけど。
最近は、子どもたち、「昨日言ってなくてごめんなさい!実は・・・」と神妙に申し出る。まあ、あまり早く言っても、母の頭からはどうせ抜け落ちてしまうからね。
この春は、引越し、入学、年度末、転校、息子のバレー選抜大会と何重にも重なってしまって、もう何がなんだかわからない状態。
それなのに、ああ、まだ抱えている仕事に追われて、それをこなしている片端から、「これだけ頼まれて!」と次の仕事依頼が入ったりして、家庭の諸案件準備は、いつになったら取り掛かれるのか。
本当に始業式・入学式までに移動できるのか、不安を抱えつつ、今も原稿書いてます!
働くママたち、がんばろう!