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「言葉の力」で企業を伸ばす!ビジネスライター奮戦記

日々、企業様の販促、営業戦略立案、編集など仕事の中で感じること、女性の働き方、教育、エコ&オーガニックなどを綴ります。

100年に一度の出来事

2020年05月06日 21時56分01秒 | 世の中

2年ぶりのブログ投稿。ついついFBに日ごろ思うことをさっと投稿してすませるのが手軽でこちらにわざわざ書きたいと思う余裕もなく毎日が過ぎていた。

今回のコロナショックは、本当に毎日、これは現実なのか、信じられなくて、本当に目の前で起こっていることなのか、毎朝これが夢だったら、と思うけど、夢ではない。

この数年、創業支援に関わる案件が増え、3年前からは創業支援コーディネータも拝命。日々、創業者の人と一緒にいろんなビジネスモデルを考え、どうやって新しい市場を生み出すかを考えることがこんなにも楽しい仕事だったと改めて気づかされた。コロナ危機が起こってからは、まず日々の支出をどう抑えるか、この売り上げの上がらない期間をどう耐え抜くか。調べるのも日々変わる支援策。資金繰り。雇用調整助成金。どれもマイナスをいかに減らすか。プラスを生み出すこととこんなにも違うとは。

何よりつらいのは、「不要不急」という言葉。今まで世の中にないものを作ろう、誰かの役に立とう、誰かを幸せにしよう、と考え提供してきた商品やサービスが、まるで余分なものだと突き付けられているような気持になる。伴走している私でさえこんな気持ちになるのだから、創業された当事者の皆さんの気持ちを考えると、ほんとうにつらい。

感染リスクを避ける習慣が身についてしまうと、なかなか消費マインドや行動がもとに戻ることはないように思う。イベントなんてなくても生きていける、研修も受けなくても仕事はできる、となると、何も価値のないことを提供してきたのか、という気持ちになってしまう。海外から気軽に旅行に来てもらえるのはいつになるのだろう。オリンピックはできるのだろうか。

私自身はコロナで外出自粛でも、基本的に広島市と廿日市2つのセンターに毎日出勤し、あまり変わらない日々を送っている。連休中は久しぶりに在宅ワークで、オンオフのスイッチを手動で入れる感覚は懐かしい気もした。外で仕事する場合は、時間までに間に合うように逆算して家を出る、今日何を着るか考える、パンストやジャケットを身に着け、口紅を塗ると自動的に気持ちにスイッチが入るのだけど、ノーメイクで普段着のままだと、PCにスイッチを入れるまでに気持ちにスイッチを入れるプロセスが必要となる。

リモートワークが広まると、洋服やお化粧品の消費も減るだろうし、気分転換や時間つぶしのカフェとかの支出も減る、減る、減ることの方が多いだろう。

とんでもない社会になってしまう。ピンチをチャンスに、なんて軽々しく言えない。どんな世の中になってしまうのか、怖くてたまらない。

1720年ペスト、1820年コレラ、1920年スペイン風邪、2020年コロナ・・・

1929年世界恐慌、1945年終戦、1972年オイルショック、1992年バブル崩壊、2001年ITバブル崩壊、2008年リーマンショック、2011年東日本大震災、そして2020年コロナ危機・・・


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