「言葉の力」で企業を伸ばす!ビジネスライター奮戦記

日々、企業様の販促、営業戦略立案、編集など仕事の中で感じること、女性の働き方、教育、エコ&オーガニックなどを綴ります。

ファン心理と商売

2014年11月24日 01時36分23秒 | ビジネス

7年前にFAで出て行った新井選手が出戻ってくる、ということで、ファンの間でも賛否両論。

他の球団を知らないので何とも言えないけど、広島の人はけっこう包容力がある、というか、たとえば、FAではなくてトレードで他球団に行った選手は、頑張ってると嬉しかったりする人が多いんじゃないかな。

首位打者になったのに西武に行った嶋選手や、なぜか右腕の小野選手とトレードされて巨人に行った貴重な左腕、青木投手(個人的には絶対青木選手のほうがよかったと思ってるけど・・・)、同じくなぜか巨人に行ってしまった木村拓也選手、ソフトバンクで最後に大ピンチを招いたサファテ投手・・・

で、新井選手に関しては、個人的には、カープにいても優勝できないから、みたいなことを言って出て行ったので、私の中で、「新井より先に優勝してやる」みたいな意地でもって阪神より先に優勝することだけを願ってきたので、ちょっと複雑なんですが、広島のムード全体としては、「いろいろあったけど、赤ヘルかぶってプレーする人はみんな応援しようよ」という擁護コメントが多数派になってきたような気がする。やっぱり人がいいのかな。

でも、カープで優勝したいから、とFA宣言しないでがんばる選手も多い中で、ようやくAクラスに定着できそうな力がついてきたら戻ってくる、ってのもちょっとね~。暗黒時代とか言われている、91年(私が結婚した年。息子達が産まれる前。)からの低迷は、FA制度で育てた選手が抜けていったから。ああ、戻ってくるなら、黒田投手がいいなあ、と思っていたら、松阪投手がソフトバンクに戻ってくるとのニュース。ソフトバンクといえば、柳田選手が大学のころから、カープに来てくれたらな~と思ってただけに、ソフトバンクでの活躍見てると勝手に一人で残念がってますが、、

戻ってきてほしい人ランキングでいうと、黒田の次に、きっと広島の人共通で、高橋慶彦さんだと思うけど、そのあたり、球団はわかってるのかなあ。

新井選手がFAで出て行ったとき、今はなきマイカルグループのサティというスーパーで、新井選手のユニフォームや下敷きなどを安売りのワゴンで売っていたことをよく覚えている。もしかして、うっかり「孫が喜ぶから」とかって事情をしらないお年寄りが買ったりするのを期待してるのか!?と、とても悪印象を持った。戻ってくる日を予期していたわけではないだろう。そしてほどなく、サティは無くなってしまった。人気選手だったから、仕入れたお店に罪はないとは思うけど、やっぱりファンを欺くような商売してるお店は長続きしないんだ、と妙に感心したことを思い出す。

そして、堂林の背番号が13から7に変更になったのも、堂林選手のグッズがよく売れるから、わざと変更してさらなる売上アップを狙っているのか、と思うと、ちょっと球団にも悪印象だったりして。(そのうち、篠田みたいに、だれかドラフトで有望な選手が入ってきたときに取り上げられたりしなかったらいいけど)

まあ、選手の年俸を考えたら、FAで出ていかれないように、好きな人はせっせとグッズでも購入して売上に貢献するのがいいんだろう、とは思うけど。

ということで、今日書きたかったのは、お客さんをだますような商売をしているところは、やっぱり長続きはしない、ということです。主婦の店Dも、けっこうひどい商品が並んでいることがあったから、やっぱり長続きはしなかった。目先の利益も大事だけど、お客さんを裏切らない、ということのほうがもっと大事ではないかな、と新井グッズの件で感じた次第。