「言葉の力」で企業を伸ばす!ビジネスライター奮戦記

日々、企業様の販促、営業戦略立案、編集など仕事の中で感じること、女性の働き方、教育、エコ&オーガニックなどを綴ります。

看板に偽りあり!?

2005年06月27日 00時50分58秒 | スローライフ

たった今テレビのCMを見てびっくり。○○レモン、というネーミングなのに画面左上に赤文字で「無果汁」と表示されている。
このCMは何度も見ているはずだし、商品が店頭に並んでいるのも見ていたけど、無果汁でレモンを名乗っているとは今初めて気づいた。

どうなんでしょう・・・
レモン風味ってことだとは思うけど。

消費者諸君、こういう商品を「購買」と言う行動で受け入れず「選ばない」意思表示してみてもいいのでは?
おいしければいい?うん、、そうかもしれない。
でも、まぎらわしいネーミングは、かえってマイナスイメージでとらえてしまう人もいることを知ってください。



ビジネスモデルのちょっとした工夫

2005年06月18日 00時01分09秒 | ビジネス

ビジネスモデル、というと、なんだかすっごく最先端のことを考えなきゃ、という感じもするけど、最近感心したモデルは単純。

GWに家族で行った水族館。とても暑い日でカキ氷を娘にねだられて、ちょっと高いなあ、と思ったけど買った。
通常夜店などは発泡スチロールやプラスチックの使い捨て容器に入っているのが常だけど、そこは違った。
プラスチックではあるのだけど、なかなか立派な、しかもいるかのイラスト入りで、十分お土産になりそうなカップに入っていた。
となると、みんな食べた後しっかり洗って持って帰る。これだけのことで、単価をあげられ、しかも散乱するゴミを減らせる。

そういえば、ディズニーランドでもアラジンのランプとプーさんの容器に入ったちょっとお高い氷を食べたなあ。


思わず買っちゃいました!

2005年06月11日 22時44分46秒 | ビジネス
ずいぶん前に、ここにオーダーメイドブラのことを書いた。初めて購入する人10%オフ、というキャペーンを時々やっているのだけど、たまたま私は初回そのキャンペーンの間には買えず定価で購入。

その後、けっこう気に入ったのでリピートしようかな、と思ったところへ、私が恩恵を受けられなかったそのキャンペーンがまたやっていて、リピーターは測定の必要もないし手間もその分かからないはずなのに新規のヒトだけ大事にするなんて、と損した気になって頼みそびれた、という話。

その後日談なのだけど、シーズンごとに新作の案内カタログが来る。もう1~2枚欲しいなあ、とは思うのだけど忙しさにまぎれていつの間にやら注文ハガキもどこかへ行ってしまう、という繰り返しが半年ほど続いたある日・・・

例によって夏の新商品のカタログが来た。
ふんふん、素敵な色、などと見ていたら、なんとリピーターに限り10%オフクーポンが!
クーポンはもちろん使用期限がある。
これは俄然本気モード、結局その日のうちに2枚注文してしまった!

結局、消費者は「欲しい」といくら思わせたところで、実際に商品を手に取りレジに行ってお金を払わなければそのプロモーションは失敗だ。ネットショッピングならクリックしなければ勝負は負け。

しかし、常に「欲しい」という気持ちにさせておけば、最後のプッシュで簡単に落ちる。
その「最後のプッシュ」の仕掛けがいかに重要か。
いつもいつも10%オフだと、それが当たり前になってまた買わなくなる。なぜ今だけ安くするのか、納得できる正当な理由が必要だ。

余談だけど、初回のときはお店にサイズ測定に行って、3週間後、と言われて楽しみに待って商品が届いたのだけど、今度は住所変更の依頼も兼ねて注文ハガキを出したのがちょうどGW前後、私も注文したことをしばらく忘れてて5月末ごろ、ふっと、「あれ?まだ来ないなあ、はがき届いたんだろうか」と不安になった。

ハガキだけの一方通行な注文の場合、何らかの手段で(電話・もしくはハガキ)、ご注文を受け付けました、お届けは何日ごろです、と一報入れてくれたら・・・ネットショップで注文したら即確認メールが来ることに慣れている現代人にとっては、無しのつぶての1ヶ月はちょっと長い。

もうひとつ余談だけど、この下着の梱包、外は何の変哲も無いダンボールなのだけど、箱を開けると内側はとても素敵な花柄。

配達の人に下着と悟られるような箱はやっぱり嫌、という女心はよくさすが理解されている。


心にフィット

2005年06月03日 23時16分53秒 | ビジネス


岡山にいるころ、小二の娘の歯並びをかかりつけの歯科医に指摘され、結局簡単な器具を装着し改善することになった。大変わかりやすい説明で、費用もできるだけかからない方法を考えてくださった。数ヶ月後、少しずつ改善している、とのこと。普通は30万は覚悟しなければ、と思っていたがこの矯正は5000円程度の型ですんだ。

が、悲しいかな引越しで転院を余儀なくされ、広島では小児歯科へ行ってみた。その先生のご意見は、また違っていて、特に今は手を加えなくても、成長に合わせてみていけば、という考え方。もちろん、岡山の先生の処置のおかげで噛みあわせが改善してきているから、ということでもあるが、それぞれにおっしゃることには大変説得力があり、セカンドオピニオン、とはホントに必要だなあ、できたらもうお一人くらい考え方をお聞きしてみたいなあ、と実感。

今度は姪が近視らしくて、夜な夜なコンタクトを装着すると近視が治るが25万くらいかかるらしいなどこれまたいろんな説が乱れ飛び、情報収集に追われているらしい。

ある日、タウンページで歯科や眼科ではない診療科目だけど「セカンドオピニオン外来」をうたっている病院を発見!
これは患者の心にフィットするうまいネーミング、と唸ってしまった。
実際にいくつかの病院に行ってみたくても、別なところにも行ってこういわれました、どうでしょう?というのは、なかなか切り出しにくい。最初から「セカンド」ということでかかれる安心感は大きい。

単なるネーミング、ではなくて、顧客の心にフィットするモデルとその名前、が重要だ。