年に何回か、JRやホテルに忘れ物の電話をする。注意散漫なのか、あわてものなのか、、、過去には、ICCOCA(それもスマートイコカでオートチャージし放題)、携帯電話などを忘れた!とあせって電話したことも。
が、恥ずかしいことにイコカは財布から、電話はかばんのポケットから見つかった。ない!と思ったときは、どちらもあせりまくって、イコカのときは、最初JRの忘れ物センターにかけたら、イコカは神戸のイコカなんとかセンターに、と言われ、そこにかけて、イコカを無効にするか、もしくは、一時的に止めるか、即決しろと迫られ、無効にしたら再発行に時間がかかるなどという。そのときは確か関西か東京の出張が近く、それが使えないと困る!と無効にはせず(とすると、よからぬ人が拾って使っていたものは戻らないとか何とか・・・)、であちこち電話したあと、もう一度財布を見たら、小人さんが戻したに違いない!というくらいの見えるところにあった。携帯電話は、飲み会の後、あわてて新幹線に乗って爆睡する寸前にアラームかけて手に握りしめて(音ではなく震えで起きなければならないので)、案の定ぎりぎりで目が覚めてあわてて荷物まとめて新幹線から飛び降りて、、、、、なので、絶対に飛び起きたときに落としたに違いない、と思いこんでいた。かばんをひっくり返したりしたのに出てこなくて。絶体絶命と思っていたのに。夜中に広島駅に電話したら、その車両は福山行きだったからと言われ翌朝福山駅に電話し、、、JR西日本は、忘れ物はデータベースに登録され、どの駅からでも検索できるとのことで、そのシステム稼働時間に再度確認の電話を入れたら、「そのお届けは残念ながらないようです。お気を落とされませんよう。見つかることをお祈りしております。」とやさしく言われた。忘れ物の電話でそんなことを言われたのは初めてだった。そして、彼女のお祈りが功を奏し、半日後に発見した・・・JRの落し物データベースにあるわけがない。
そのほか、ホテルにも時々電話するのだけど、私の忘れ物の9割は自宅かバッグの中で発見される。一度ほんとに新幹線に傘を忘れて着払いで送ってもらったことがあるくらいだろうか・・・
しかし、今回こそはほんとうに落としてしまった。去年台湾で買ったストール。京都から大阪を回って帰った時、広島駅で新幹線を降りる寸前に気付き、席まで戻ったのだけど無い。発車してしまっては困るので、結局見つからないまま降りて、帰宅。忘れ物センターは時間外だったので翌日、広島駅の忘れ物センターにさっそく電話。すると、JR西日本では博多までの忘れ物しかデータベースになく、乗ったのがみずほだったため、鹿児島にも確認したほうがいいとのこと。仕方なく鹿児島にかけたところ、JR九州はデータベース化されていないようで、鹿児島に届けがなく、その車両はその後熊本で清掃したので熊本駅にかけろという。熊本駅の人は親切で、発見されたら電話してくれるという(そんな対応はJRでは初めてだ)。しかし、その日も翌日もかかってこないため、それでは大阪駅から新大阪までの普通列車で落としたかと大阪駅にかけてみるけど無い(ここはJR西日本だからデータベース)。ただ、新大阪駅の場所によってはJR東海の管轄なので、JR東海の新大阪駅忘れ物センターにもかけたほうがいい、と言われかけてみた。残念ながらそこでも発見されず、娘には「またかばんから出てくるんじゃない」と言われ・・・
今回の落し物でよくわかった。JR分割民営化のおかげで、忘れ物対応は、完全たらいまわし状態だ。会社が違うとはいえグループなのに、イコカでJR九州の筑肥線に乗れないと同じくらい残念な対応(スイカなら乗れる)。忘れ物データベースはグループで共有する、くらいのことはできないのだろうか。車両は乗り入れているんだから。と自分があわてものなのは棚に上げ、、、、でもお客様第一とかなんとか口だけで言っても、まったくそうはなっていないのが事実。
というマーケティングや顧客対応の勉強というか検証のために?年に何度が忘れ物追跡も悪くないかもしれない。こんな体験をもとに、お客様サービス研修や提案に活かすため、神様が私をあわてものにしたと思うことにしよう。
そうそう、その日待ち合わせしてお茶を飲んだホテルと、食事をしたとんかつやさんにも電話したのだけど、忘れ物の多い私は、レシートを数日間は捨てずにとっておくことにしている。すると、すぐに行った時間もわかるし、店の名前とか忘れてても電話番号もレシートに書いてある。タクシーも不要な時にも領収書を必ずもらう。何かあったらすぐに電話できるように。備えあれば憂いなし、で備えるから何度も忘れてしまうのかもしれない・・・(言い訳になりますが、年に2~3回です。あくまでも)