毎年、年越しのタイミングでブログに新年のあいさつを記すのに、今年は何をしてたんだろうって感じ。
例年と違うことと言えば、義父が入院し、夫の会社では、長年勤続してくださった方が定年退職し、新人2人が入社して大変なことになっているため、年賀状の制作(あて名面も通信面も両方作って印刷)だけ手伝ったことくらいなのに。。。まだまだやらなきゃいけないことはたくさんあるのに、こんな時間にブログの更新中。まずいな。
転勤族だったころは、年末年始は移動が多く、どこでも書けるように年賀状のあて名はずっと手書きだったんだけど(書きながらその人のことを思い浮かべられるし)、夫の会社分を入力し印刷したら、あまりの楽さについつい自分の分まで入力・印刷してしまいました。あ~唯一のこだわりが・・・
ということで、なんだか例年通りには行かないことの多い年明け早々、もう2年近く前にアップしたアマゾンマーケットプレイスの商品に注文が入る。ハンドルネームは「お受験ママ」。もともとは、子どもの受験の赤本が志望校変更でまっさらなのに不要になったときにアップし、すぐに買い手がついたことから始めたのだけど、浪人した長男が最後に購入した、九大河合塾シリーズ3冊の残り1冊。そういえば、もうセンター直前、購入してくださった方はきっと早く欲しいだろうとあわてて発送した。時期をにらんだマーケティングはやっぱり大事。
さて、本題。
アベノミクスの大型予算で、中小企業対策にたっぷり予算がついているのか、年度途中でびっくりするようなサイト(フェイスブックみたいな仕組みを自前で準備)がオープン。サイトの構築はS社、運営は人材派遣のP社に全面委託。そのシステムを使った専門家派遣事業は、企業負担ゼロで全国どこでも(登録している人は)派遣可能。(いったいいくら予算がついたのか・・それを純粋に中小企業さんが使えることに回すことはできないのか、、、)
岡山県や広島県の中小企業支援センターで専門家登録しているため、岡山の財団さんから使いたいという企業さんがあるから登録してほしいと依頼があり、さっそく派遣依頼が入った。
登録するときに、自分のプロフィールや専門分野、できることなどを入力していくのだけど、私自身はどうしても自分のことを「コンサルタント」といえるほど立派な実績を積んでいるわけじゃない、本当のコンサルティングはこんなものじゃない、まだまだ、というこだわりもあり、肩書きや実績の表現を、さてどうやって伝えるか、ちょっと苦労する。
また、私自身、自分がその企業さんの中で実際に汗をかくこと、実務に貢献すること、にこだわりがあり、どうしてもコンサルという言葉に抵抗が。
コンサルタント、コンサルティング、という言葉、本来は、きちんと成果をコミットするものだと思うけれど、あまりに安易に?コンサルを名乗り、いい加減に思いつきでしゃべるだけ、みたいな人もたくさん見てきたというのもある。一方で、本当に鍛えられ、企業さんにがっつりと入りこんで、その企業さんにとってほんとうにマッチしたサポートできちんと成果を出すコンサルティングをする人もいる。私自身はというと、専門家派遣で伺う場合は、多くても5回程度の派遣なので、コンサルとは言えないと思っている。NPOの事業化コンサルというのも頼まれて何件か担当したけれど、これも面談が2~3回くらいだから、やっぱりまだまだ「コンサル」の域ではない。専門家派遣用語でいう「診断・助言」というのがぴったりではないかな。
というような事情で、コンサルタントという肩書きにネガティブな印象もあり、そのことを以前友人に話したら、「コン(きつね)とサルがタント(たくさん)ってことよね」と言ってくれ、なんだか気分がすっきりした。そうそう、そうなのよ、相手の会社の実態や背景も考えずに、ただ自分の頭にある事例からいろんな思い付きを並べるのは、きつねや猿なんだ!いくら正論でも、いくらいいアイデアでも、それを実行できるだけの体制がその企業さんにあるのか、それをする人はいるのか、今のやり方からの移行で実際に社員さんはついてこれるのか・・・やっぱり現実は厳しい。
しかしながら、このコンサルという言葉は案外便利で、名刺などに、その言葉をあえて入れずに私が何の価値を提供できるのかを表現しようと思うと、これがまたなかなかしっくりくる言葉に困る。
今のところ、「外部営業企画・広報・マーケティングブレーン」、みたいな感じかな~と思っています。ってやっぱりまだわかりにくいかな。