湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

シーリングスワッグと声

2019-09-20 21:10:00 | コラム
ずっと
聞いていたいって思う
声って言うものがある

自分のどこに響くのでしょう

テンポだったり
音の位置だったり

両耳から
受け取った音は
耳を通して
私の中に入っていく

骨に響いて
揺らめいて
電気信号となって
私の中心で受け取っていく
心地よければ
お酒に酔うみたいに
トロンと
どこかがとろけるみたい



もう聞きたくないって
言う声もある

気持ちがざわざわして
鳥肌がたってしまうような

残念ながら
心地よくない音で構成されている

多分
苦手な音の位置かしら

高すぎたり、強すぎたりしたら
落ち着きなく
ざわざわと心が緩やかにならず
心が頑なになっていくような


できるなら、いつも
心地よい音につつまれていたい



人や動物だけじゃなくってね
花だって
小さな声を持っているのですよ


心地よく
心地よくなっていくのだから


穏やかな気持ちは
いつのときでも大切になります。



吊るして楽しむ『シーリングスワッグ』












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プレミアム和栗モンブランソフト

2019-09-19 20:50:00 | コラム
コレステロール値を測るための
三カ月に一度の血液検査

今回は
色んな出来事と重なり
のびのびと
5カ月ぶりとなった血液検査

病院までの道すがら
ミニ◯トップに掲げてあった文字を
目で追いながら
店舗の道を通っていく

『プレミアム和栗モンブランソフト』

頭の中がぐるぐる
今年も出たか、、、。


今日の血液が良ければ
帰りはここに寄って食べてやる!


さてさて
本日のコレステロール値は、、、。


残念ながら
平常値の横に太文字でHの文字

あー、高い
今回は平常値内の自信があったのに、、、。

何がいけなかったのか。

頭をひねるけれど
早々と帰り支度の会計へ


頭の中の『プレミアム和栗モンブランソフト』がぐるぐるしてる

世の中には
いくら健康に気を付けても病気になってしまう人もいる。
反対に
何をどれだけ食べても
ゆうに90歳を超えても元気な人もいる。

今日の和栗モンブランソフトを
食べるのをやめたとしても
病気になるかどうかなんて
わかんないじゃない?

悪魔のささやきが聞こえる

今日ぐらいいいじゃない?

よく考えてみて、、、。


Suicaに
先日、京都に出向いた時にいれた
チャージのいくらかばかりが残っているじゃないかー。


Suica片手に

いざ、行かん!


『プレミアム和栗モンブランソフトをひとつ下さい』


少し待たされている間に
少しの後悔と罪悪感

が、、、


お待たせしました〜と
差し出されるものを
ガシッと手のひらに掴んでしまったら
もう後戻りはできない


ここは一気に行ってしまおう


栗味のソフトクリームの周りには
黄金色の栗のモンブラン風のソースがなんとも艶めかしく
ツヤツヤとしたところに
外側の皮の部分もろとも
かぶりつくように
ソフトクリームが脇から
垂れてこないように
少しすするように

一口の幸せ

あ、、やっぱり、好きだ

この味。

ホッと一息できる甘さ


一口かぶりついたあとは
店から渡されたスプーンで
ちまちまと食べ進めた

そうなのよねー

罪悪感を捨てて

たまにはいいじゃない


また、三カ月先に向けて
モチベーションは
これを食べたあとから
アップすれば良い

自分に甘くはできないけれど
縛り付けるのもよくないこと

たまには、たまにはで
誤魔化すことはやめよう

うん、そうしょう

また、来年?
和栗モンブランが出た時
胸張って食べられるように










コメント (2)
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娘の入籍のこと

2019-09-17 22:20:00 | コラム
無事に婚姻届を出してきたと
娘から連絡があった

ホッと胸をなで下ろす

ゴールインとは言うものの
2人にとってはスタートライン

上手にその白線に立てるだろうか

腕をひっぱられたり
後ろ向きに走りだそうとしてないか

最後の最後まで分からない

信頼はしていても
やはり私も親の1人

入籍するまではウチの娘で
入籍したら、お相手のもの

託す親の気持ちは
ちょっぴり複雑な心境

けれど
スタートラインに立って
一歩でも踏み出したら
それはもう2人で築いていく道となる

うちの相方は
まだ、婚姻届を出してない時のもの、
すなわち、うちの娘である時の
戸籍謄本が一枚欲しいと
言うので
少し前に私が一通取ってきた

自分の娘であるときの証拠として
持って置きたいと言ったからだ

そう言えば
そうなのよねー

その話を娘にしたら
泣いてしまったらしい

親の思いを少し知ったのか
わからないけれど
入籍しましたって送ってきた2人の顔は、穏やかで
にこやかで
もう、人妻になった顔をしてた

顔って
不思議なものよねー。

ますます、良い顔になれよー
笑顔が輝いたままでいなさいねー








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記憶をたどるが出てこないもの。

2019-09-16 23:18:00 | コラム
スマホのメモのところに
自分で打ち出した文字

いや、セリフだ!

なんのドラマだったっけー

ん?

いや、何の映画だったかー?

思い出せずにいる

あーん、気持ちが悪い


記憶がすっ飛んでる

このメモを打った自体
このセリフに胸キュンだったはず

出てこない
出てこない

自分の頭を心配したほうがいい?


〜〜メモより〜〜


『大丈夫?』

『うん、大丈夫、なんでもない』


『君が何でもないと言うときは、1人で我慢する時だ』

と、

言ってそっと肩を抱いた


誰だっけ、演じてたのは、、?



ぶどう色の空を見上げながら
記憶をたどる、、、。

辿り着けないもどかしさ







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森の小道で

2019-09-14 00:29:00 | ポエム
森の中の道
宙に浮いた道

歩きながら考えてた

もしかして

いや、もしかしてじゃなく

傷つけてしまったのよね
人のココロを


自分の言葉を
消すために
その時に巻き戻しできたらなぁって

今まで何度も
思ったことか、、、。

放たれた言葉は
もう取り戻すこともできない


その言葉は
カーボン紙の下に
ぼやけて写されてあって
その控えを私は持っていて
深いところで沈んでいる


下のほうに沈んでいるから
ものすごい量の水がないと
流れていかないことも知っている

空を見上げて
ため息一つ

ため息つくと
幸せが逃げていくと
言われたことがあったなぁなんて

もう
そんなことが通用する年でもあるまいし

うふふって
笑ってみたところで
なんだか嫌な自分を見てるだけ


ダメだなぁ、私って。


言葉で救われもしよう

言葉で傷つきもしよう


それだけの
パワーがある人間のツール


うまく使いこなせない

また、ため息が出ちゃうけど

今は
幸せが逃げて行っちゃっても
仕方がないなぁなんてね 


そうして
森の小道を歩いてたよ


私は何人分の人生に関わってる?

まんべんなく
さりげなく
行き渡るような
言葉を探していたはずなのにね




















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