湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

トキメキ

2018-10-25 21:04:27 | ポエム
とある人が言った

以前には通り過ぎて
見ようとすることさえなかったものが
今は
空でさえ、星でさえ、花でさえ
色鮮やかに見えてきた、、、と。


小さな感動が包む

小さな喜びが幸せになる

誰かに伝えたくなるほどに。


それは、きっと
『恋』って言うんだよって。


その対象物が
人だけによらず
何に心を動かされても
そんな気持ちは
神様が人間だけにくれたトキメキと言うもの


見えてなかったものが
色鮮やかに見えてくるって言うのは
とても、とてもステキなこと


もし
これから先
不幸せなことで
心を乱されたり


小さな幸せを
見つけられなくなってしまっても


いつかの煌めいたものを
忘れないでいれば
また思い出して幸せな気持ちが蘇る


ふとした時に
ああ、そうだったと

面影や声
匂いや仕草

物の形や
好きな色

みんなみんな
幸せに繋がっていきますように


お月様だって
碧い空だって
変わらずにあるのだから








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『君と歩いた青春』って歌

2018-10-25 15:21:23 | 日記
悪友と呼んでる友達がいる

ほんとうによく
その女の子には
相手の男子への伝言に使われてしまった私である。

いったい何人の男子と付き合っていたのか
今から思えば、ゾッとする。

よく忠告もした。
なんとか改心できないものかと
走り回ったりした。

しかし、因果応報と言うのは
必ずあるもので
いま、彼女は、自分の娘の件で(自分がかつてしたようなことで)悩んでいるらしい。

しかし、
『なぜ、この子(娘)がそうなったのか分からない』と言っている。


その悪友と呼ぶ彼女が
これは、自分の歌だと言って聞かない歌がある。
風の正やんが作った歌ではあるけれど
のちに、太田裕美さん達がカバーした歌でもある。

『君と歩いた青春』

悪友の彼女は
その歌詞の中で
『みんな きみのことが好きだった』
『きみと初めて出会ったのは僕が一番最初だったね』

と、言う歌詞がお気に入りで
全くもって、自分の状況を歌ってくれているんだと言う。

歌は
作った人の元より一人歩きし
それを聞いた人が共感やら感動をして
歌は、生きて、生き続けるもの。

だから、
私は悪友の彼女が
この歌を好きだー、自分のことなんだーと
言うこと、思うことは否定できない。


『はいはい』っと
呆れてしまうのは、私の勝手だと思うが
あまりに言い続けられるので
大好きだった歌があまり聞きたくなくなったのは事実。

それは、被害を受けたに等しいと思っている。


しかし
この歌の最後の二行

『きみは何故
男に生まれてこなかったのかー』

そこだけ私に守られせて欲しい。

この深い意味を。


異性だからこそ
別れが伴う
どこかで決別の線を引かなければならなくなる。


男同士(同性どうし)ならば
仲違いをしたにしても
いつか仲直りする機会に恵まれ
別れずに一緒に居られる


そんなふうに
思った人は
誰しも1人ぐらいはいるんじゃないかと思う。

心に訴えかける、最後の
決して叶わぬ願いのような。


その当時の
正やんの叫びに似た声は
今でも、悪友とは離して
私の心の中にある。



けれど
青春って言葉は
もう古いかもしれない。


その人が『煌めいていた時代』を
指すものならば
いつでも、何度でも、青春って呼んでいいと思ったりする。



昨日の満月が綺麗でした。
同じ空をどれだけの人が眺めているんだろうと思いながら。









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