湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

半分のお月様の雲隠れ

2018-10-19 08:44:09 | ポエム
夜でも雲は流れていく

人知れず
群れを作ったり
離れたり

空が暗くて
見あげようとしないから

ひとかけらのお月様が
顔を出したら
『今日は隠れていた方がいいよ』とばかりに

雲が覆ってしまうような空だった


光のカケラは
ビー玉を空に
かざしたときに見た不思議さのようでもあるし


画像で初めてみた
胎児の姿のようでもあった


神秘的な光のカケラは
その姿は全て見させず
見えないほうのカケラまで
本当は見て欲しいのと
願っているかのように


だから余計に
想像するのよ
空に
ひとつのお月様


わたし‥


まん丸お月様よりも
どこか欠けた月の方が惹かれてしまう













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