惰天使ロック

原理的にはまったく自在な素人哲学

そういう季節ですよー(1)

2010年03月10日 | 他人の狂気
今日の帰りの電車の中で「スローなブギにしてくれ」を大声で歌っている人がいた。歌詞とかはどうせJASRACとかがうるさいからここには書かないが、またえらい懐かしい歌だ。

そろそろ、そういう季節だということである。春を告げる程度の能力の持ち主は幻想郷なら美少女姿の妖精だが、こっちの世界ではただの狂人だ。

とはいえ近年は、これも「生権力」というやつなのだろう、その種の狂人を電車の中ではあまり見かけなくなっていた。まとめて閉鎖病棟にでも放り込まれているのか、向精神薬の薬漬けにでもされているのか、ひでえもんだと思っていたところだから、メゲずに出てくる奴が、まだ時々はいるのを見かけるとホッとさせられてしまうところがないでもない。・・・まあ、それはいいんだけどさ、その狂人の歌というのが音程も歌詞も滅茶苦茶で、あァ、あの歌かと思い出すのにひどく難儀した。音程とかはいいから、歌詞くらい覚えてから狂ってくれないかw

それで、どういう脈絡なのか、わたしの方は家に帰ってきてからずっとアタマの中で「ホンダラ行進曲」が延々とリピート再生されていたりする。

人前で高歌放吟しないというだけで、わたしもそうとうイカレているには違いない。3月も中旬だというのに東京で雪なんか降るからだ。
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