この歌と曲を聴いていたころは、大好きなバンドの曲だし、歌詞の内容にも共感はするにしても「けどなあ・・・俺はこんな風な勇ましい自由主義者ではたぶんない(何たって生来の怠け者だ)し、この先もそうならなければならないということもないだろうけどな」くらいに思っていたものだった。

実際この通り「勇ましい自由主義者の歌」には違いないのだが、題名も歌詞も全部一人称「単数」であるというところがいいわけだ。その点では、いまどき目に耳にするような左右の、いやマスゴミやらネット蝗やらの連中のいかなる戯れ言よりもずっと清々しい歌詞だと思う。