問題はその「ただやるだけのこと」にどんな理由をくっつけられるか、ということである。本当はそんな理由も何もないので、結局のところはどうやって自分自身をうまいこと誤魔化していられるか、なのである。誤魔化しきれなくなること、それが受験生のザセツなのである
一番手っ取り早いのは、手っ取り早いと言えばそれはもうダークサイドに訴えることだと相場が決まっている(笑)つまり死の恐怖に訴えることである。たとえば「どこそこの大学に合格しなかったら自分は死んでしまう」と思い込むことである
そう思い込んで本当に思い込むことができたら、まず受からない大学などない。ただし悪魔と契約するようなものである。わたしが一浪したあとで母校に合格したとき、翌朝の新聞に、同じ大学に合格した受験生がそのまま自殺した、という記事が載っていた
落ちたのならともかく合格したのになんで自殺するんだと思う人もいるだろうが、たまたま合格したばかりのわたしは記事を読んで、自殺した人の内側で何が起きていたのか、なんとなく理解できるような気がしたものだった。ただ合格したいがために魂のありったけを売り払ってしまったのだろうなあ、と
思えば自分だって9分9厘売り払ってしまっていたようなものだ。まだ生きているのは、幸か不幸かほんの1%だけ残っていたからだ。合格したばかりの時なので、そういう実感がまだ生々しく残っていたわけである
後年になって色川武大の『うらおもて人生録』を読んだとき、本気で何かを成し遂げたかったら「『これができなかったら死ぬ』くらいのつもりでやらなくてはだめだ」みたいなことが書いてあって、それを読んだときも「まあ確かにそうなんだよなあ」とは思った
そうなんだけど、それやると本当に死んじまうことだってあるからなあ、色川武大は自分でもそうして死線をかい潜ってきた人だろうから、こう書いているのだろうけど、いやいや、おっかないことだぜ
『うらおもて人生録』には時々そんな「おっかない」人生指南も書かれている。ただ全体としては、むしろ、だからこそ全部勝ちに行くなんていうのは駄目なんで、適度に負けを呼び込むくらいのことが必要だ、という「9勝6敗」の人生哲学が述べられた本にはなっている
何が面白いと言って、そう言いながら、言ったはじから「いや8勝7敗でも」「ひょっとすると負け越しかも」とトーンダウンして行って、本当はどうだかわからなくなっている(笑)ことである。たぶん色川武大も「弱い懐疑論」の持ち主で、結局はプラマイゼロかもしれないとずっと思っていたのに違いない
ヨーロッパの人々はお互いの国をどう思っているか(らばQ) labaq.com/archives/51798… どの国が一番変な発音だと思うか?/どの国が一番魅力的な国民か?/どの国が一番酒を飲むか?/自国以外で一番好きな国は?/一番好きではない国は?/一番ユーモアのセンスがない国は?
オチを全部バラしてしまったら気の毒なのでひとつだけ書くと、やっぱヨーロッパ人にとってもフランス語の発音は変だということになっているんだなw
リッチー・ブラックモアがジミヘンのことを「ヘンドリック」と呼んでいるインタビュー記事なら昔読んだことがある。売れ線の曲ばかり作って批判されていたころで「そう言うけど、ヘンドリックだってよく言ってたんだ、『自分の曲がジューク・ボックスに入ってるのを見かけるとうれしくなるよね』って」
Queen - Sheer Heart Attack (Lyrics): youtu.be/AGUZVohGtB8 訳詞を作ってる人がここにいる→ 故意のピンチヒッター amazingjourney.blog72.fc2.com/blog-entry-485…
米の雇用統計受け円相場が上昇(NHKニュース) nhk.jp/N48l5fPT 相変わらず米雇用統計はおっかないな。100円近傍まで(「ドル円」で見れば)上がっていたのが、瞬時に1円近く落ちている。そのままいったん98円台まで下げたが、今は99円台に戻っている
4年間絶食 深海生息の虫「ダイオウグソクムシ」が人気(NHKニュース) nhk.jp/N48l5fJQ 飼育員の森滝丈也さん「注目が集まるのはうれしいが、食べない期間が長すぎて本当に心配なので早く食べてほしいです」 ── とうとうNHKのニュースにまでなったか
このダイオウグソクムシというのは等脚類といってフナムシとかダンゴムシの仲間であるわけだが、いくら深海だからと言って4年も絶食したまま生きていられるというのは、どういう代謝機構なんだかよく判らない
外骨格でも内骨格でも動物は普通、単に体勢を維持するだけでもちょっとずつエネルギを消費するわけである。ウニとかナマコみたいな棘皮動物は特殊な結合組織を発達させて筋肉が消費する分を節約しているわけだが、ダイオウグソクムシがどうやってエネルギを節約しているのかはわからない
絶食4年! 鳥羽水族館の"ダイオウグソクムシ"の謎(マイナビニュース) news.mynavi.jp/news/2013/03/0… … ”死んだ個体を解剖してわかったことなんですが、ダイオウグソクムシには中腸腺という人間の肝臓に当たる器官があって、この蓄積エネルギーで生きているんでしょうね”
これも死んだ個体を解剖して初めてわかったことらしく、推測の域を出ないところがあるようだ。同じ記事で飼育員の人は「ほかの水族館に尋ねたり、文献や研究資料に当たったりしていますが、回答もヒントも見当たりません」とも語っている news.mynavi.jp/news/2013/03/0…
【アメリカ】インターネットで圧力釜を注文したら、家に警察が押し掛ける騒ぎに(DatNews) qw.ee/mrk7 ”検索履歴に「圧力釜の爆弾」および「リュックサック」がヒットした。主婦は圧力釜を、夫はリュックサックを、息子はボストンテロ事件を調べていた”