夏らしくない夏が過ぎていく、茨城県の大子町からです
梅雨明け以来、ちょっとだけカッと暑くなったものの、ずっと雨がちでした。
さて、先日8月14日に行われた、「大子町 花火大会と灯籠流し」。
主催は、花火大会と灯籠流し実行委員会、大子地蔵尊祭典実行委員会です。
今年は、昭和8年の地蔵尊祭典の灯籠流しに仕掛け花火が上がって85回目となります。
※一連の伝統ある行事のみお伝えしますので、時代変化の起こりうる昼間行事については割愛します。
夕暮れともなると、大子の商店街メインストリートである駅前中央通りの歩行者天国は人人人…!
夜店が並び、縁日風情が出ています。
一本北側の本町通りでは「あんどんまつり」主催:本町夢プランの会、が行われ、落ち着いた雰囲気で灯りが揺れていました。
地元・本町町内会の人々によって灯されたおもてなしの灯りは温かいものです。
久慈川河川敷には場所取りの人がたくさん。
川岸などには、地元旧七町内の置き灯籠が並び、風情を加えています。
今年は直前に久慈川上流などで強い降雨があり、増水していたため早めの灯籠流しと打ち上げとなりました。
花火を見る前に。
大子町の花火大会は、元々は400余年の歴史を持つ「大子地蔵尊祭典」が起こりです。
今では日本一大きなお地蔵さんとして、子安・安産祈願、水難供養の場所となっています。
かつてのお地蔵さんは、水害によって流されたいきさつを持っているため、水難供養の願をかけられているのです。
のちに泉町のおばあさん方によって二十三夜の縁日が行われ、今では泉町町内会の皆様によってお地蔵さんは守り継がれています。
なんとも目鼻立ちの良い、子供の健やかな成長が期待できるお地蔵さん。
ご町内の方々によって、お地蔵さんへの参道には、下野宮地区「近津神社の中田植」その前夜祭で使われた竹灯篭が灯されました。
単なる風情出しではなく、訪れる人の心に灯りが灯るようにとのお気持ちです。
いよいよ、花火打ち上げのアナウンスが始まります。
久慈川を流れる、大子地蔵尊祭典の水難供養の灯籠流し。
夜空に咲く大輪の華。
奥久慈の山々に反響する花火の轟音。
これが歴史ある「大子町の灯籠流しと花火大会」です。
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