でぇごんさんの大子日和♪

旧名「大子のでぇごん」。でぇごんさんの茨城県の大子町での日々つれづれ。
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第20回迎春花火大会!

2013年12月27日 | (旧記事)イベント

もう幾つ寝ると♪
お正月を迎える準備着々な茨城県の大子町からです

今年もまもなく締めくくられ、新たな年が迎えられる頃となりました。

大子町では、花火大会で行く年来る年です!
主催の飲食店組合さんが開催して、20回目となりました。
おめでとうございます!



第20回大子町飲食店組合恒例
2014年迎春花火大会
12月31日~1月1日 小雨・小雪決行
大晦日21時より

湯の里公園特設会場(大子町役場前、旧グランドホテル跡地)

・年越しそばの無料提供
・松野流囃子連 20時頃~
・YOSAKOI冬の舞 23時頃~
・打ち上げ花火50発 23時50分頃~
・カウントダウン
・まき餅(福まき) 0時~

主催:大子町飲食店組合

昨年の模様※ブログ記事へリンク。

組合さんの振る舞う年越し蕎麦は絶品のおいしさですよ。
マイナスな寒空の下、すする蕎麦はとても温かくておいしいのです。

年越しイベント情報を持ちまして、大子町の昭和懐かしな商店街、大子の商店街を書き綴った当ブログは今日で更新納めになります。
今年一年間のご愛読ありがとうございました。
明年もおもしぃ情報発信に努めていきます。
またよろしくお願いします。


我が街・我が風景「十二所神社参道・百段階段」

2013年12月24日 | (旧記事)我が街風景

暮れの頃、冷え込みも強くなってくる頃、袋田の滝が今冬も凍るか期待する、茨城県の大子町からです。
茨城県のチベットともいわれる僻地で寒ーい町。
だけれど、人々は心遣い温かい(と思いたい)町。

久しぶりに「我が街・我が風景」。

大子の商店街で新たな事実が発見されました。

見つけたのは、商店街で今は洋品店を営む所のご子息さん、まだ大学生。
とても賢く、とても歴史が大好きな青年です。
将来は次代目の跡を継ぐべく勉学はもとより、たまに帰郷しては町おこし(本当の町おこしですよ!)に協力し社会勉強されています。
つい先日に催された、大子町商工会青年部主催の「百段階段キャンドルナイト」にも情報を寄せ、大いに貢献されました。

あの百段階段ができて今年、12月23日で100周年を迎えたことを掘り起こしてくれたのです。



本町通り・山田文具店前にある「百段階段」。
後山地区にある十二所神社への参道入り口となり、百段階段は通称です。



だいご小学校の通学路にもなっており、地域の人々も苦もせず上り下りをしています。



夜の荘厳な風景もいいですよ。



ここを上って高台から街を眺めると爽快です。
遠くに男体山と長福山を望み、眼下には山間の「かつても今も栄えること現在進行形」な昭和レトロ懐かしの街並み。

なぜこんな山間に広大な商店街があるのかは歴史が語るところ…たばこ、コンニャク、木材の集積地出荷地…交通の要所でもあった街。

かつてはこの写る範囲だけが「大子町」でした。

川の向こうは袋田村、宮川村などで、今でも年配の方は商店街(中心市街地)を「だいご」と呼んでいます。
市街地周辺の人々が「だいごへ行く」は、中心市街地へ行くこと。
水戸の人々が「大子へ行く」は、袋田の滝だったり生瀬や浅川のりんご園だったり「現在の大子町の範囲」になります。
なかなか興味深いものです。

「大子ふれあい商店街」や「大子町のほほん商店街」とか、「だいごレトロ街」などといった愛称はないんですけどね。

さて、「百段階段」です。

かつての十二所神社は、現在よりも西の方に鎮座しておりました。
明治43年4月24日の未明、当時の街が1/3も焼失、神社も焼失する大子大火に襲われます。
その翌年より、街の再興と復興が始まり、神社の再建が当時の総代さんや町長さんをはじめとする再建委員会により始まります。

大正2年7月、神社再建の一環として、100段の石段参道を設ける工事が始まります。
そしてその年の12月23日、101段の石段が落成します。

今年で落成して100年経ったのです。
のちの世界大戦の戦乱、2011年3月11日の東日本大震災の大きな揺れにも大した被害を受けることなく頑として100年を経過しているのです。
(正確には、経過年度の途中で石組みの歪みがあり修復をしています。)

石段手前の大鳥居は、大正6年6月30日に建設。
神社本殿は、大正7年5月9,10日に遷宮式を行い、一環の大再建が進められてきました。
ただし、このときの本殿は現在の位置と異なり、今のだいご小学校の敷地内にあったとされます。
本殿は、のちに大子尋常小学校の敷地拡張に伴い、現在の後山に遷座されています。(昭和初期)

これらの驚くべき事実を伝えてくれた、洋品店のご子息さんは、神社再建当時の大子町町長・益子彦五郎氏の回顧録から掘り起こしたのです。
その書は、『最近大子記事并ニ余長町ノ事蹟』といいます。

意外にも知られざる歴史でした。

時の町長が記事を残していなかったら、今の青年が歴史を掘り起こしていなかったら、知らないままだった歴史。
現在の現地には、石段にまつわるこれらのはっきりとした彫り込みがなかったのですから。
我が街の洋品店さんの青年に感謝申し上げます。

来るべき春には、ここで「百段階段でひな祭り」が開催されます。
歴史を読みつつ、楽しんで下さい。


みんなのまいん2014、出演者募集中です!!

2013年12月20日 | (旧記事)イベント

街はイルミネーション輝く頃となった、茨城県の大子町からです。
(今年度は、久慈川河川敷の「大子町イルミネーション」は開催していません)

年末さし迫り、師走の慌ただしさ…くれぐれも体調など崩さないよう新年を迎える準備をこなしたいものです。

さて、春の足音を遠くより引き寄せお知らせいたします。

みんなのまいん
全員集合!2014

 

出演者募集!あなたの出番です!

応募締切 2014年1月10日(金)

 

関連HP
ブログ

開催日 2014年3月2日(日)
大子町文化福祉会館「まいん」にて。
主催:大子町・大子町教育委員会・大子町文化福祉会館自主運営委員会
※後日詳細あり。

口笛吹いている、そこのあなた!!
その才能いいですね♪ぜひ「まいん」で発表しちゃいましょうよ!
他にも、ダンス、おかめひょっとこ、バンド、etc.芸能才能なら何でも!
お待ちしております!!!


百段階段キャンドルナイトvol.3が無事終えました。

2013年12月10日 | (旧記事)きままに書き綴る

冷たい木枯らしがぴーぷーな、茨城県の大子町からです。

先日は、石段が完成して100周年を迎え記念の開催となった「百段階段キャンドルナイト」でした。

かつて、明治43年春に中心市街地の大部分が焼失した大子大火で、十二所神社も宝物が焼失するなど被害がありました。
その後、街の再興再建とともに、神社の再建事業が総代さんを中心に進められました。
その一環のうち、参道建設で大正2年7月に階段工事が起工。
その年の12月23日に落成となりました。

今年であの百段階段は100年目を迎えたのです。

それに合わせて、昨年から始まった「百段階段キャンドルナイト」が記念開催となったのです。
街を見守り続けて100年、様々な軌跡と奇跡が歴史に刻まれてきたことを祝うと共にさらなる100年の願いを込めて。



商工会青年部とボランティアの方々によって階段に約1000個のキャンドルが並べられました。



まずは宮司さんに祈願式を執り行ってもらいました。
お配りする記念品の品々、だいご保育園ご協力のメッセージキャンドルも祈願を受けます。

いよいよ、百段階段キャンドルです。



ずらり100段に飾られた本物のロウソクの灯火。





参道には、園児たち、職員の方々のメッセージキャンドルが展示されました。

クリスマスの頃も近いことに合わせてミニライブも。



実は、ここでのライブは史上初です。
知りうる100年の歴史で初めてのことです。(記録にない歴史があるかもしれません)



シンガーは、主催の商工会青年部により、地元出身の歌手の手ほどきを受けた自慢の歌姫がオンステージです。

「Peaceful World」

子どもたちに大人気♪



袋田の滝キャラクター「たき丸」くんも遊びに来て、限定グッズをプレゼントしていました。
子どもたちの笑顔がイチバン!



本部テントでは、「おもてなしの会」さん(一日カフェゆらぎさん)がお汁粉など温かい飲み物を振る舞っていました。
商店街活性化のためにアンケートも実施され、お答えいただいた方には、「たき丸くん」お守りが贈られました。

少しずつ、街に灯りが灯り、灯り続けていけることを願ってやみません。
寒い中、おいでいただきありがとうございました。


百段階段キャンドルナイト Vol.3。

2013年12月03日 | (旧記事)イベント

12月になり寒さも冬らしく街も暮れらしくなった茨城県の大子町からです。

今週末、大子の商店街・冬のイベントになるべくキャンドルナイトが催されます。



百段階段キャンドルナイト Vol.3

石段工事落成100周年記念
~百のキセキ~

12月7日(土) 17~20時
雨天荒天時中止

本町通り 十二所神社参道「百段階段」

駐車場は、大子町文化福祉会館「まいん」を用意してあります。

・ホットドリンクサービス
・だいご保育園園児たちのメッセージキャンドル展示
・先着100名様に記念品
・参道にてミニライブ 18時~
 Peaceful World
・たき丸くんも来ます♪

主催:大子町商工会青年部
協力:だいご保育園、一日カフェゆらぎ
お問い合せは、大子町商工会へ。

昨年、当ブログライターの私と商工会青年部の共催にて始めた大子町のキャンドルナイトが軌道に乗り出します。
3度目となる今回は、あの百段階段ができて今年で100年となる事実から記念の開催も合わせています。
階段は、大正2年7月に起工され、12月23日に落成したと、当時の大子町町長である益子彦五郎氏が回顧録に残しています。
『最近大子記事并ニ余長町ノ事蹟』なる書物が大子町には残っていました。
石段は、明治時代末の大火で延焼を受けて焼失した十二所神社の再興の事業のうちに造られました。

落成してから、水郡線の開通、戦中戦後、高度経済成長、そして現在と大子の商店街や大子町を見守ってきた100年の歴史を振り返るとともに、新たな次の100年を見据える良い機会になりそうです。

このキャンドルナイトは、書いている私が青年部へ企画提案し続けています。
ひところより暗くなってしまった街が、明るさを取り戻せることを願っております。