でぇごんさんの大子日和♪

旧名「大子のでぇごん」。でぇごんさんの茨城県の大子町での日々つれづれ。
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8回目の百段階段でひなまつり。(でぇごん最終記事)

2015年03月13日 | (旧記事)きままに書き綴る

茨城県の大子町からです。
花粉が舞ってはいますが…それも春の訪れではないでしょうか。

2011年3月11日14時46分のあの時、東日本大震災から4年が過ぎました。
被災された皆様へお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
大子町も何とかやってこれました。

震災以前からの課題としてあった過疎地ならではの問題点だけ解決ならぬままです。
また、大子町にも「まちうち」と称される、中心市街地があり、商業活性化・商店街活性化として経済発展もまだ進んではいません。
少し離れた土地に大型商業施設があることも一因ですが…大子の商店街、まちうちでも遜色ない買い物ができるのです。
さらなる発展を期待したいところです。

さて、先日は大子町商工会女性部さん主催の「百段階段でひなまつり」でした。



3月1日、朝から弱い雨でした。
水墨画のような景色が広がりますが、階段では、まだ雨の弱いうちだけでもお披露目しようと準備が進んでいました。



朝6時から準備を始め、8時すぎに飾り付けが終わり、十二所神社の宮司さんによって祈願式が執り行われました。
なんと、このときだけ、雨があがっていたのです。
薄くですが陽も差し、今年もお披露目が叶いました。

今年の模様です。



階段(上りのみ一方通行)を上ると、参道では物産展が開かれました。
大子町の逸品を集めてあり、参詣客が立ち止まっていました。



さらに参道を進むと、十二所神社です。
境内にもひな飾りがありました。
ちなみに、水の神様です。
ここをお参りしていた方々は、この日、ひどい雨にやられなかったとか。お粗末にしてはいけませんね。



境内をさらに奥に進むと、蒟蒻神社です。
かつて輸送で傷みやすかった蒟蒻芋を、粉蒟蒻にすることで生産や輸送の拡大に功績を残された中島籐右衛門という偉人が祀られています。



壮麗な、百段(百一段)のひな飾り。
8回目を迎えて、飾り付けも綺麗に発展していきました。



百段階段を上りきって、振り返ると、眼下に大子の商店街が広がっています。

ひな祭りは、元々、ひな人形に災厄を着せて流す(流し雛)など、お子さまの健やかな成長を願った行事です。
この日、ひな飾りは雨に打たれてしまいましたが…大子の商店街はじめ町、訪れて下さったたくさんの人々の災厄を、代わりに雨に打たれ水に流し、ますますの健康と発展を祈ってくれたことと思います。
(撤収後、女性部の皆さんが丁寧に乾かしてあげました)

さて、「大子のでぇごん」は、この記事を持っていったんのピリオドとさせて頂きます。

8年前から始まった大子の「まちうち」、大子の商店街、大子町の中心市街地活性化を目指したときから、いくらかの変化を感じるようになりました。
経済発展だけ、それだけまだ進まず、むしろ悪化の一途かもしれません。
そんなときで申し訳ないですが、責任を負って書くことは困難になってきたためご了承お願い申し上げます。

これからどのように商売発展し交流が増えて土地が賑やかに、「活性化」が図られるのか、実は土地にいる私でも情報が以前より入らなくなって(企画がなくなってもいます)しまいました。
また昨今では、SNS(LINEやFacebookなど)を活用した情報発信も進化し、ブログよりもはるかに簡便になっています。
が、それらを利用しない方々もまだたくさんいらっしゃいます。
このピリオドは、全くの更新をしないことではなく、趣旨を変えて、そういった方々のためにも情報発信はやめないでおきます。
これまでは中心市街地活性化の一端として責任を感じつつ書いてきましたが、そうしたことにも疑問を感じるようになったため、意向の変換も図りたいと思っています。
以上を踏まえて、次の趣旨で検討しています。
・町全体もしくは中心市街地(まちうち、大子の商店街)全体でのモノゴト(一部だけの取り上げはしない)
・季節のモノゴト
・公平公正な目線
・あくまでも独断と偏見
・気が向いたら

これまで、ご愛読ならびにご活用、誠にありがとうございました。
平成27年3月13日(金)