でぇごんさんの大子日和♪

旧名「大子のでぇごん」。でぇごんさんの茨城県の大子町での日々つれづれ。
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久慈川ふれあい遊歩道。

2012年09月25日 | (旧記事)我が街風景

暑さ寒さも彼岸まで。
残暑を抜けたようで、秋らしく過ごしやすい気温になった茨城県の大子町からです。

「我が街風景」
今日は川縁を見ていきます。
大子の商店街、東に流れる久慈川沿いはお散歩スポットです。
「久慈川ふれあい遊歩道」

まず、こちらの昭和3年「大子市街地図」より、右側の久慈川沿いエリアです。
 
 古きの発見もあります。
 
 こんにちは。…(^^;

 
 松沼橋たもとの入口。

ココの他、金町にも旧定針堂わき、池田橋の下からも入れます。
南からは湯の里大橋から、筑波銀行わきからも入れます。
かつて船舶物流だった昭和初期まで、この松沼橋近辺は船着き場がありました。

 
 金町側。
あの日本一大きなお地蔵様こと「大子地蔵尊」が流れ着いた場所がこのあたりだそうです。
約410年前、慶長3年(1598年)に久慈川が氾濫したとき、昔は「横谷河原」というこの
場所で、どこからか流れ着いた高さ三尺の自然石を祀ったのがお地蔵さんの起源です。

今は松沼地区に、昭和39年に遷座されたもので、それまでは松沼橋のたもとにお堂があったとのことです。

 
 泉町側、下流を眺めて…
 
 金町側の遊歩道には絵柄があります。

かつてはケヤキが並ぶ河原だったそうで、防水林として植栽されていたそうです。
その残りが、こちら金町側にあります。
 
 
 久慈川と街の変化を眺めてきた立派なケヤキ。

久慈川と大子の商店街は、幾度と大洪水に悩まされてきた歴史を持ちます。
つい去年9月の台風でも氾濫し、松沼橋堤防入口はあふれていました。
街から流れ行く雨水が流出できず逆流し、泉町などでは浸水被害がありました。。。
洪水とは逆に、お地蔵様の由来という歴史もまたありがたいものですね。

自然と共生する街の側面がココにあります。


新規開店、「すし屋の磯重」さん。

2012年09月19日 | (旧記事)きままに書き綴る

茨城県の大子町からです。

田舎町にある懐かしい街並み、大子の商店街に新規開店のお知らせです。

すし屋の磯重さん。
2012年9月10日、オープン。

営業時間
昼 12時~13時半
夜 15時~22時半 (ラストオーダー22時)

場所 常陽銀行通り・大子電機さん前。
    ※新道・慈泉堂病院すぐそばです。

ここ大子の商店街には、約10年の間、お寿司屋さんが閉店でなかったんです。
かつては、2軒、3軒あったのですが、「回らないお寿司」のお店は途絶えていましたので、なんともうれしいことではないでしょうか。

ぜひ、ごひいきに!


過去の大子の商店街マップ。

2012年09月14日 | (旧記事)我が街風景

秋の空が広がるも、日中はまだ暑い茨城県の大子町からです。

先日、9/9(日)に開催された「丘の上のマルシェ」は自然たっぷりの恵み・秋晴れの中、
”マルシェ”としてはたくさんの人出があり、大盛況でした。
詳細はこちらをご覧下さい→丘の上のマルシェ実行委員会ブログ

さて、「我が街風景」。
新たなるストーリーを展開します。

もちろん、今日も新国道461号線バイパス新設工事、JR常陸大子駅前周辺再開発が進められており、
今年10月以降は大子の商店街が再び新たな姿になっていきます。

今日は、とても興味深いマップをお見せしたいと思います。

じゃん♪
 
 昭和3年(1928年) 大子市街地図
 提供:大子町内・池上氏

この当時は、現在の大子町の範囲が「保内郷」と呼ばれた頃。

つまり、「大子町」といえば、この市街地図の範囲ほぼでしかなかったのです。
今の松沼地区(久慈川の対岸地区)は、袋田村。
のち北にある宮川村・黒沢村、東にある袋田村・生瀬村、南にある上小川村・下小川村、
西の佐原村・依上村が昭和30年(1955年)の町村合併により、現在の町の形態になったのです。

また、この当時、大子駅が昭和2年に新設されたばかり。
水郡線の全線開通は昭和9年でした。
陸路、久慈川の水路が主な流通路だった頃です。

ちなみに、現在の大子町中心市街地図はこちら。
 
 平成24年(2012年)4月当時 大子の商店街マップより。

昭和3年と比べると、新道が新設されている(10月以降また道路が増えます)のが大きな違い。
現在の郵便局に、町役場があった。
現在の常陽銀行に、警察署があった。
かつて新道の通りは田んぼ(瀬戸田という)で、今の病院はつい最近設置のもの。
百段階段はなく、十二所神社が、今の百段階段あたりにあった。
郵便局は、今のわかまつ歯科医院さんにあった。
…etc.

昭和3年より時を経て、終戦を迎えた昭和20年(1945年)以降でも街並みが変わっていると聞いています。
今の街並みは戦後からあまり変わっていないようで、”本当に”歴史がこもった街であったと伺えます。

変わらないのが歴史あるのか、プロセスがあるから歴史があるのか、大変興味深い。

今、全国津々浦々で商店街が危機といいますが、ここ大子の商店街はかつて時代に応じた変化を遂げてきたのでは?
今も変化をし続けていますし、なんとも面白い街ではないでしょうか?
変わるもの、変わらないもの…新たなストーリーを加えていきます。


大子の丘の上でマルシェ。

2012年09月04日 | (旧記事)イベント

昼間こそ暑いものの、朝晩はすっかり秋模様な茨城県の大子町からです。
町北部よりの矢田地区では、早場米の稲刈りが始まりました。
実りの秋のかほりが漂っています。。。

さて、今週末は最近のトレンド?らしいイベントがあります。

丘の上のマルシェ
9月9日(日)
10時~15時半 雨天決行、荒天時中止
場所:大子町広域公園内
詳細はコチラのブログにて。

【丘の上のマルシェ】は茨城県大子町から、ものづくりの若い息吹をみなさまにお届けします。
アート・音楽・技術・文化、さまざまの分野の風に心躍らせましょう!

昨年に初回が開催され、今年は2年目です。
昨年度の模様も書いてございます。
※今年の会場はグリンヴィラではないようです、ご注意下さい。

遅れた夏休みを楽しみ、手作りの品々に感銘を受けてもらいたいと思います。
主催者が厳選したという、若手シェフたちのグルメにも舌鼓を♪