猛暑真っ直中な、茨城県の大子町からです。
里山なだけに涼しかろうと思いきや、茨城県内でもトップクラスの日中気温35℃毎日連続!という勢いな暑さの町。
時折くる夕立のあとの涼しさが恋しいものです。。。
さて、今年も大子の商店街、大子町の中心市街地「まちうち」で夏祭りでした。
平成27年7月25日のことです。
JR常陸大子駅の駅前中央通り~新道に抜ける通称「鹿嶋通り」。
懐かしの赤丸ポストが現役です!
鹿嶋神社の祭礼があることを示す幟が立っています。
鹿嶋神社。
ご近所の方々が氏子となり伝統を受け継ぎ守っています。
勝負の神様といわれており、剣道・柔道・書道・受験・競争など、御利益があるといいます。
かつて、この近くには、大子警察署、消防署があり、柔道剣道の練習場があったとのことです。
夕方前に通り雨があり、少しばかりの涼しさが訪れた頃に近所の子供がお参りにきていました。
地域の行事が重なったこともあり、お囃子と子供御輿がなく、今年は例年より静かな縁日です。
そしてもう一町内、夏祭りです。
本町通りの路地入り口にハタが。
細い、風情ある路地を行きます。
八雲神社。
本町町内会の方々が伝統を受け継ぎ、守っています。
通り雨に遭い、シートがかぶされていますが、御神輿が2基おかれていました。
こちらでは鹿嶋さんのように渡御することはなく飾っているそうです。
夕方になり、本町の子供達がすぐ近くの特設会場でお囃子の音を合図に集まりだし、夏祭り風情が高まっていきました。
(カメラ不携帯により写真なし)
地域で守り受け継がれる夏祭り・縁日。
それは、「かつての子供達」の思い出が、ずっと心の中で守られ受け継がれてきた「楽しさ」を、今のこの時間に再現されて、今の子供達に思い出として伝わっていく、時間の積み重ねでもあります。
絶やしてなるものか、そんな気持ちも親心。
きっと、それが「伝統」なのでしょう。