本日は、ロシアの飲み物を紹介致します
まずはロシアの国民酒と言えばウオッカです
ウオッカの歴史は12世紀頃からとされており、名称のウオッカはロシア語のズィズネニャ・ワダ(命の水)のワダ(Voda)がウオッカと呼ばれる様になったと言います。
ウオッカと呼ばれる様になったのは16世紀のイワン雷帝時代になります。
ロシア・ウオッカは、何種類のウオッカが製造されているのかは定かではないのですが、600種類以上はあるような感じでした!
中でもプーチン大統領に敬意を評した「プーチンカ(Putinka)」は地元では人気の様でした。
コニャックとも読んでいるロシア産のブランデーも沢山あります。
ロシアでは、アルメニア産のブランデーが人気です
ワインは甘口が好まれている様で、グルジア産とウクライナ産のものが人気です
ロシアのシャンパン(スパークリング・ワイン)は、「シャンパンスコエ」と呼ばれています
シャンパンスコエは、現地ではウクライナ産が人気でした。
ビールで有名なのが「バルチカ」です!
バルチカは0番から9番まであり、番号が大きくなるほど度数が強く、人気は4.8度の「バルチカ3」と5.7度の「バルチカ7」です!
他のブランドでは、モスクワの「スタールィ・メーリニク」、サンクト・ぺテルブルグの「ネフスコエ」、他に黄金の樽の意味を持つ「ザラタヤ・ボーチカ」や、日本風に製造した「クリンスコエ・サムライ」が有名です。
これは「メダヴーハ」というロシアで古くから飲まれる地酒です
蜂蜜にイーストを加えて発酵させて作る蜂蜜酒です!
アルコール度数は、4~6度になります。
低アルコール飲料なら黒パンなどを使用して作る「クワス」がオススメです!
クワスの詳しい情報はこちらをご覧下さい!http://blog.goo.ne.jp/catmananfa/d/20130621
写真上はロシアで有名なノンアルコール・カクテル「モルス(Mopc)」です
古くからロシアではとても有名でレシピは様々です。
モルスは、ラテン語で"蜂蜜水"を意味するムルサ(Mulsa)がモルスになったと言います。
モルスは、3種、4種、あるいはそれ以上の種のベリー系のフルーツと蜂蜜水で作られ、主にブラック・ベリー、クランベリー、コケモモ、サクランボ、黒スグリ、赤スグリなどを使用します。
ミックス・ベリー・ジュースと蜂蜜、お湯を加え沸騰させて冷やしたらモルスが出来ます
こちらはロシア人にとって欠かせない「チャイ」です!
いわゆるロシアン・ティーですが、ジャムなどを紅茶に溶いては飲みません。
ヴァレーニエ(自家製ジャム)や蜂蜜をなめながら紅茶を飲むことがあります。
ロシアに行かれましたら是非飲んでみて下さい!