前回の田んぼ特集の続きです。。。
ビオトープをしていると、田んぼに行くと目に付いちゃうんです、水生植物が。。。
ほんの少しですが、紹介したいと思います。
セリ。
これのおひたしとか天ぷらは旨いですよ。
以前 、山菜採りに出かけて天ぷらにしましたよ。
チドメグサ。
これの近縁種はアクアやビオにも利用されてますね。
ミゾソバ。
名前の由来が面白くて、
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水のそばに生えている→水のそば→みぞのそば→ミゾソバ
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溝に生え、葉や花がソバに似ている→ミゾソバ
と、いうことだそうです。(他にもあるかもしれません・・・)
「ベランダのいきものたち」 のいたっきーさんのところでは、このミゾソバをビオトープに利用していて、去年は見事に花が咲きました。
その時の様子はこちら 。
と、いうことで私も真似をして数本を採取しました。
そのうちお見せします。
田植えの頃は、雑草と言われる水生植物はまだ生えそろってませんが、夏になるとオモダカの仲間なども生えだして、いっそう楽しくなります。
でもこの雑草たち、ほんとは農家の人にとっては迷惑なんだろうなー。
ただ、うちの近所ではいつもどこかでそんな植物を見かけるので、きっと除草剤はほとんど散布されてないと思います。
それがナゴヤダルマガエルと始めとするカエル類の充実に繋がっているのかもしれません。
さて植物ついてはこれで終わりですが、 今日はもう少し行きますよー
植物が多様化すると、昆虫が充実し、そうなると昆虫を餌とするカエル類や鳥、哺乳類が集まってきます。。。
で、
田んぼの近くにこんなものがありました。
キジバトの巣です。
でも・・・
今年は使わなかったようです。
去年の繁殖期には、近くの田んぼの畦に降りて、せっせと虫を捕まえて、せっせと巣へ運ぶキジバトの姿が見られました。
田んぼが採餌の場所になっているのです。
また、田んぼはこんなふうにも利用されます。
田んぼの隣の空き地ですが。。。
ここに何かいますよ。
※この場所は、うちの近所では無いのですが、近所と似たような雰囲気のところです。
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もう少し寄ってみます。
真ん中に毛の固まり?
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答えは・・・
巣にいるヒバリの雛です。
見つけたときはすぐに伏せたのですが、カメラを近づけると、親鳥が餌を運んできたのと間違えて、くちばしをパクパクさせました。
このようにヒバリは、草の中に巣を作り、餌は昆虫です。
それを考えると、田んぼはヒバリにとっては打ってつけの生息環境なのでしょう。
今回改めて思いました、“ひとつの環境に植物、虫、カエル、鳥などのたくさんの生命が暮らしている”ということを。
それらがお互いに何らかの関係を保ちながら、バランスを取っている。
で、片方が崩れると、もう片方も崩れる。
悲しいことに、その原因をつくっているのは概ね人間。。。
ここで紹介したほとんどは何処にでもいるような、ありふれた種類の生物です。
そのため、ないがしろにされる事もある少なからずあるでしょう。
でも、どの生物も生態系ピラミッドの一員なのです。
ついつい忘れがちなこの事実。
今回改めて深く胸に刻んだのでした。
click.click.click.click.
初めての方でもお気軽にコメントを下さい
お返事は必ずさせていただきます。
よろしくお願いします。
私も畦や用水路があるとフラフラしながら時が経つのを忘れてしまいます。
ホウネンエビですがうちも自然孵化しました!
また記事にします。
カエルですが・・・
やっぱりカエルは苦手ですな~
そう、自然のカエルにもツボカビが発見されたようですね。
末恐ろしいです。
カエルは苦手だけど広がらないことを祈ります
うちの近所は大きな木が公園に数本あるぐらいで
あとは各家庭で花や緑を植木鉢に植えて置いてあるぐらいの
自然量です…
埼玉にいた頃は花や緑には興味なかったのに
東京に引っ越してからは植物を求めまくってます
やっぱり人間は自然を求めてるんだな~と実感しました。
これから夏に向けて色々植えましたよ。
またアップしますね
私自身、ちょっと最近サボリ気味で・・・、これを励みに頑張らねば!
それにしても、いつもながらcatfishtailさんの観察力には頭が下がります。
田んぼだけでこれだけの発見があるとは。
私も妻の実家で田んぼはたくさん見ましたが、こんなに発見は無かったですよ。
生態系についてはいつも考えさせられるテーマです。
そう、師匠が言うように、結局それを乱しているのは私達人間なんですよね・・・。
雲雀さんに、吃驚でした。
木の上に住んでいるのかと思ったら
空き地の草の上に巣があるのですか?!
うわ……危険すぎる……!!
是非、無事に育ってほしいです。
うちのピチねこは、あんなに喧嘩が弱いのに凶暴で、
この間、大きい小鳥を捕獲して来ていました。
叱りましたが、分かってないみたいで
本能だから仕方ないって、親は言うのです。
自然は危険がイッパイなのですね。
人間に生まれてこなかったら、多分私は
ピチに喰われていたと思います。
いちばん身近な水辺ですね。
子供の頃からよく遊んでましたよ。
子供にとっても安全ですからね。
ホウネンエビ、楽しみにしてますよ。
ちなみにそちらにはカブトエビはいますか?
カエル。
すみません、マッサさんは苦手でしたね。
でも、恋さんからリクエストがあって・・・
緑があると落ち着くし、安らかな気持ちにもなります。
huguzukiさんもどんどん緑を増やしてください!
で、新しく何を植えたのでしょう?
いろいろ楽しんでますね。
また遊びに行きます!
いったきーさんのブログも私の刺激になっているんですよ。
ミゾソバもそうだし、ヨシノボリもドンコもそうです。
ま、更新はいたっきーさんのペースでやってくださいね。
田んぼ。
なかなか面白いですよ。
大阪の北の方の田んぼならカエルはもちろんタイコウチなんかもいるかもしれませんね。
それは、それは外敵も多いです。
例えば、ヘビ、ネコ、イタチ、カラス・・・
それでもちゃんと巣立つんですよ。
じゃないとこの世から雲雀が消えちゃいますからね。
ピチ。
すごいなー、小鳥を獲るなんて。
ちょっと見直しました。
獲れそうな小鳥がいれば、野生の血が騒ぐのかもしれませんね。
ま、大目に見てやってください。
新聞で隣町(自転車で10分くらい)のある一つの田んぼだけ水面が真っ黒になるくらいカブトエビが湧いているという記事が載ってました。
周りにはいないそうです。
私が思うに教材用の飼育セットのものをそこに放して爆殖したんじゃないかと思ってます。
ま、あくまでも推測ですがね
雲雀の巣。良く見つけられましたねー。
見事にカモフラージュされた体毛。
大きく開けられた黄色のクチバシ。
自然に触れ、命を感じることは、大切ですね。
それにしても、鳥の写真は、毎回ナイ巣ショット!!です
(笑)