ここ2週間は仕事と出産でバタバタとした時間を過ごしていました。
こうも忙しいと水槽やビオに費やす時間もほとんどありません。
ビオは放っておいても大丈夫なのですが、問題は室内水槽。
これがまたひどいことになってしまいました。
それは近いうちにお話ししようと思います。
で、今日は田植えの頃に撮った写真から。。。
田植えが終わった頃、子供を引き連れて、近所の田んぼに出かけました。
私の家の周りは、元々水田地帯だったのですが、どんどん埋め立てて、新しい住宅地に変わっていった場所。
昔は田んぼの中に家が数軒といった感じだったのでしょうが、今は住宅地の中に田んぼが残されているといった感じです。
今回はそんな田んぼで探検をしました。
どんな収穫があったのでしょう?
まず目に付いたのがこれ。
カルガモのペアです。
畦でゆっくりと休んでました。
どこかに巣があるのかもしれません。
そう言えば、NAOさんの「うちに金魚が来たyo!」 ではカルガモの親子が登場してましたyo。
田んぼの水の中を覗いてみると・・・
いました、いました
分かりますか?何かいますよ。
ホウネンエビです。
いっぱいいました。
このエビが大量に発生すると、その年は豊作になるそうです。
つまり“ホウネン豊年”ということです。
そこにどんな因果関係があるのかはよく分かりませんが・・・
(後日、娘がこれを採ってきて飼い始めました。)
アメザリです。
男の子は好きですよね。
ここからはカエル君たちです。 (苦手な人、すみません。)
1番目はツチガエル。
背中にイボイボがあるので、イボガエルとも呼ばれますね。
次々いきますよー。
迫力のトノサマガエル。
さて、次は・・・
ナゴヤダルマガエル。
あまり馴染みの無いかもしれません。
でも、トノサマガエルと似てますね。
でも、違うのです。
どこが違うかって言うと・・・
- トノサマガエルには鼻先から背中にかけて線があるが、ナゴヤダルマガエルには無い。
- トノサマガエルの背中の斑文は連続しているが、ナゴヤダルマガエルの背中の斑文はひとつひとつが孤立している。
- ナゴヤダルマガエルは足が短くて、ずんぐりとしている。(このずんぐりがダルマの由来)
- 鳴き声が違う。
実はこのカエル、滋賀県では指定希少野生動植物種 に指定されています。
ここで外来種の特集 をやった時に少し話題にもしました。
で、もうひとつ。
環境省のレッドリスト の絶滅危惧ⅠB類(EN)にも指定されています。
つまり全国的にみても数の少ないカエルなのです。
こんな何でもない所に棲んでいるとは・・・
きっとこの辺りの田んぼは、農薬をあまり使ってないとか、水が豊富で安定供給されているとか、そんな理由で比較的良い生息地として機能しているのでしょう。
そんな残された田んぼに棲んでいる、残されたカエルたち。。。
過激な自然保護団体なら「断固として守ろう!」なんて声を上げるのかもしれませんが、田んぼを潰して建築されたマンションに住んでいる私は、そんな偉そうな事は言えません。
ただ、田んぼにはいろんな生物が棲んでいるよって、子供たちなどを通してアピールは出来ます。
何が大事か・・・
もちろん生息数の少なくなった生物を守るのも大事ですが、もっと大事なのはその環境全部を、その生態系全部を守ることが大事なのです。
その中にはボウフラやヒルなども含まれているのです。
私の子供や身近な人たちには、自然環境というのはいろんな生物や植物がそれぞれに関わり合いを持って、そこには人間では作れないバランスが存在している、ということをアピールしたいです。
そんなバランスの中にうまく人間も組み込まれることを願います。
さて、最後にこの人を・・・
アマガエルです。
草をつかんだ手がキュートです。
まだまだ写真があるので、次回も
click.click.click.click.
初めての方でもお気軽にコメントを下さい
お返事は必ずさせていただきます。
よろしくお願いします。
豊年エビ。見つけたんですね!
短い間しか、見かけることがないように聞いています。
ラッキーですね。そこは、良い水田なんですね^^
最後の一枚。
catfishtailさんにしか、出会うことのないショットです。
可愛いな♪
実にのどかですねー。
田んぼという人工的(と思われる)な環境の中にも、
稀少生物が生活しているんですね。
最後のカエル。
ベストショットですね。
アメリカザリガニって普通に田んぼにいるんですね~。知りませんでした
タンクメイトには出来ませんが、逆さになって泳ぐ姿はなかなか可愛らしいですよ。
アマガエル。
これも可愛らしいでしょう?
滋賀には比較的多く生息していて、琵琶湖の東側でも生息情報が多数ありますよ。
でも、その存在にどれだけの人が気付いているのかは分かりませんが・・・
そういった情報を小学校でもどんどん教えていったら、いいのになーと思います。
今なら生きた教材が手に入るのに。
ありがとうございます、恐縮です。
>写真集にしてほしいくらいです
撮り貯めたカエルの写真はいっぱいあるのですが、見てみます?
いやいや・・・
図に乗っちゃいそうです。
アメザリ。
田んぼにもいますよ。
あとはその付近の水路とかにも。
ホウネンエビってブラインに似てますよね。
おなじ仲間なのかなぁ。
いつも見る度に餌になるなぁなんて思っちゃいます。
近所では今日もシラサギがカエルを食べてました。
農薬が減っていいことばかりな気がします。
また写真載せてくださいね♪
最後のアマガエルの右手。最高です。
淡水と海水の差はありますが、確かに似てますね。
同じ甲殻類ではあるので、広義では同じ仲間です。
シラサギにカエル・・・
いい風景ですね。
カエルがいれば、害虫も食べてくれそうですよね。
で、増えすぎたカエルはシラサギが食べてくれる。
こうじゃないといけませんね。