この忙しかった年度末、ようやく仕事が一段落しました。
この2月、3月は私にとっては恐ろしく長い日々でした。
でも今は、やっと仕事から解放され、久しぶりの“のほほん状態”に浸ってます。
さて本日は、多忙で記事に使う写真も撮れていないので、6年ほど前に立ち上げていた水槽を紹介させてください。
それでは行きまーす。
サイズは60cm。
住人はガサで採ってきた日本産淡水魚。
レイアウトは川の中をイメージして石と倒木だけです。
住民たちを紹介します。
1番目はオイカワ。
この水槽の主役であり、全長は6~8cm。
キラキラ光ってきれいでした。
でも彼らはジャンプ好き。
いつの間にか干物になることも・・・
2番目はアジメドジョウ。
これは渓流性のドジョウで、水のきれいな、流れの速い上流域に生息しています。
よく隙間に入って、顔だけを覗かせていました。
びっくり眼(まなこ)が好きでした。
体はこんな感じ。
背ビレは体の後方に付いています。
3番目はヨシノボリ。
成熟すると体色がもっと発色してキレイになります。
この時でも青みが出てますね。
数ヶ月はいたのですが、いつの間にかいなくなってました。
もう1度飼ってみたい魚のひとつです。
4番目はカジカ。
カジカも渓流の魚です。
この魚が採れた時はかなり興奮しました。
嬉しくて持って帰ったのですが、この手の魚は肉食傾向が強く、餌に困ったので、10日ほどで元の川へ逃がしました。
よく考えたら、渓流魚は夏の水温調整も難しそうだし・・・
残念
5番目はテナガエビ。
すぐに人工餌に慣れ、水面に浮くテトラミンを逆さになって食べてました。
長い手が特徴のこのエビは、手を高く振り上げる仕草や、手をつかって餌を探す仕草など、動きもかなり楽しめました。
ところが我が家にきて1年ほどたった頃、ある事件が起きたのです。
「オイカワバラバラ殺人事件」
朝水槽を覗いてみると、オイカワの下半身だけが水底に沈んでいたのです。
切断面から推測すると、凶器はかなり良く切れる鋭利な刃物と思われ・・・
そんなのを持っているのは、彼しかいないのです。
我が家に来た当初は約5cmで「魚なんて興味ないよー」的な行動が多かったのですが、1年ほどで約7cmになり、魚を捕まえられるようになっていたようです。
夜照明が消えてから、魚が休んでいる時を見計らっての犯行だと思います。
その後、テナガエビは逮捕され、元の川へ送検されました。
ところで、エビは成長に伴い脱皮を繰り返す訳ですが、テナガエビぐらいになると脱皮殻もかなりしっかりしています。
ある時、その脱皮殻をまるごと水槽から取り出し、蛍光灯の上に置いておきました。
するとこんなのが出来ました。
半年ぐらいは水槽の横に飾っておいてけど、だんだん足が取れたり、ハサミが取れたりして、バラバラになってしまいました。
以上が昔の水槽でした。
私もこうやって久しぶりに昔の写真を見たのですが、懐かしさに見入ってしまいました。
この水槽は、約3年間はレイアウトと変えながらも持続していました。
その後、完全リセットをして、水草水槽を立ち上げました。
以前にも少し紹介したベタ水槽 です。
で、ベタ水槽崩壊後は、またリセットを繰り返しながら今の水草水槽(L1水槽)に至る訳です。
click.click.click.click.
初めての方でも感想等のコメントをしてくださると嬉しいです。
お返事は必ずさせていただきます。
よろしくお願いします。
お宝画像(?)に非常にそそられました。
オイカワたちきれいですね。
ジャンプ好きなんですか?うちのはまだ小さいですが(オイカワかどうか分かりませんが)気をつけないといけないですね。
アジメドジョウもかわいい。
私も飼ってみたいです。
ヨシノボリいいですよね。大きさどれくらいだったのでしょうか。
ぜひもう一度飼ってください。
カジカ・・・!すごいですね。
catfishtailさんも放流されたんですね。
テナガエビ。うちにいるのと一緒だ。
やはりテナガエビですよね。
ネット等で見てるとスジエビに似ていたので、うちのはそうだと思っていました。
今も確かカマツカとかタイバラとかいましたよね。
日本産淡水魚は自分で採集できるところが楽しいです。
今年もやりましょう。ガサ。
熱帯魚もバリエーション豊富ですが
純国産も負けてませんね
爽やかな日淡水槽ですね。
熱帯魚のような華やかさはありませんが、
面白い顔をしていますよね。
オイカワって、生ではじめてみました。
どうぶつの森ってゲームで
釣った事はあるのですが
キレイなお魚ですね。
お日様の下ではピカピカしていそうです。
熱帯魚水槽とは違った雰囲気でいいですね。
自分で採集ですか…面白そうですね。今度チャレンジしてみようかな。
カジカなんてとても珍しいのでビックリです。
出会ったときはさぞ興奮されたことでしょう。
オイカワは私の地元ではハヤって呼んでいました。
また故郷の川に行ってみようかな。
>ヨシノボリいいですよね。大きさどれくらいだったのでしょうか。
大きさは6~7cmだったと思います。
いたっきーさんが飼い始めたのを見て、羨ましく思ってましたよ。
どの魚もガサの賜物です。
昔はよくガサにも出かけてました。
今の3倍はしていたのではないでしょうか。
今年は去年以上に出かけたいです。
日淡もなかなかなもんでしょう?
色彩的には乏しいのですが、形態や表情は熱帯魚にも引けを取らないと思います。
飼い込めば、飼い込んでいくほどその魅力が全面的に出てきますよ。
おっしゃるとおり、熱帯魚のような華やかさは持ち合わせていません。
が、表情などは負けてませんよ。
以前、安曇川のあたりの湖水を覗いた時、ネジレモ(スクリュー・バリスネリア)やクロモなどの群落の間をたくさんの小魚が泳いでいたのです。
それを見て以来、琵琶湖の水景を再現できたらなーと思っているのですが、残念ながらまだ成功していません。
今年も挑戦してみるつもりです。
オイカワを釣ったことがあるのですね。
これが生ですよ。
写真のは幼魚ですが、鱗が銀色で、お日様が当たるとホントにピカピカします。
アクセサリーのような輝きがあります。
で、♂の場合、成魚になると婚姻色で青色と赤色に彩られます。
これではあまりピンときませんね。
よかったらこちらを覗いてみてください。http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/nourin/naisuisi/photo/oikawa.htm