今から1ヶ月ちょっと前に、指定外来種についての記事 をエントリーしました。
具体的には、滋賀県では指定外来種を飼養している人は5月1日から30日までに届出 が必要、という内容の記事でした。
それで、指定外来種であるタイリクバラタナゴを飼育している私も届出書を提出しに行って来ました。
必要書類は、
- 届出書(DLしたもの)
- 飼養等のための施設の位置を明らかにした縮尺5,000分の1以上の位置
- 飼養等のための施設の構造および規模を明らかにした図面(平面図および立面図)ならびに写真
を各3部ずつ。
私もちゃんと用意しましたよ。
ただし、コピー代を出すのが馬鹿らしかったので、わざと1部だけにしました。
位置図はマピオンから。
図面はこんな感じに、ごく簡単に済ませました。
届出書。
いざ県庁の自然環境保全課へ。
担当職員が応対してくれました。
その方は男性、おそらく30代後半で同年代、人当たりは良さそう。
私:外来種の届出書を提出しに来ました。
職員1:そうですか。まあ、どうぞ。
職員1:実は、提出先はここではなくて・・・
私:そうなんですか?
提出先は県庁から少し離れた合同庁舎内にある大津林業事務所だそうです。
てっきり県庁の自然環境保全課で良いのだろうと思ってました。
あとで確認してみたら、提出先は大津林業事務所と記載。
完全にこちらの勘違いでした・・・
せっかくなので、職員さんと少しお話をしました。
私:この書類、どのくらいの方が提出されましたか?
職員1:県内の提出先は数カ所あって、全ては把握できてませんが、ボチボチです。
職員1:外来種対策に関しては、まだまだ手探りの状態です。それでまず第1段階として、県内における外来種の飼育状況(ショップも含めて、個体数や飼育場所等)を把握することです。
私:あー、そうですか・・・
その後、合同庁舎の場所を教えてもらい、そちらの方へ。
えっ “談合室”
あっ、違った“入札室”でした。
なんかダークな臭いがします。
さて、合同庁舎の3階です。
大津林業事務所のドアを開けると、普通のオフィスそのもの。
カウンターがあって、受付の人が座っていて・・・というのを想像していただけに、ちょっと戸惑いました。
ドアを開けると、一斉にみんなジロッとこちらを見て、しばらく沈黙・・・
お客さんなのに、何だそれ って思いましたよ。
まあそれはいいです、所詮役所ですから。
役所に期待することは何もありません。
で、大きな声で「外来種の届出を提出しに来たのですが」というと、ようやく職員の方が来ました。
(遅っ)
その方は女性、おそらく30代後半~40代前半、人当たりはまあまあ。
私:これをお願いします。
(書類を渡す)
職員2:はい分かりました。
(書類を厚いマニュアルを見ながら5分ぐらいチェック。届出書自体は1枚なのに、何でそんなに時間がかかるの?)
職員2:すみません、担当のものが休んでまして・・・
(直接文句を言ったんじゃないんですよ、気持ちがすぐに顔に出ちゃうタイプなんです・・・)
私:あー、そうですか。
(使えない人だなー)
職員2:あと2部コピーが必要なのですが、お持ちじゃないですよね?
私:はい。
(見れば分かるだろう?)
職員2:では、こちらでコピーしますね。
私:はい、お願いします。
(当然 )
数分後、コピーが終わって・・・
私:どうですか、提出状況は?
職員2:いやー、これで2件目です。
私:あー、そうですか。。。
その後、担当でも無い人に質問する気も起きず、その場を後にしました。
前途多難な条例、それが私の第一印象。
もう5月後半なのに、県中央でまだ2件目。
外来種はタイリクバラタナゴだけではなく、ガー類全般、ピラニア類、ワニガメなど明らかに愛玩動物である種類も含まれているのに、2件だけ
こんなに成果が出ない、という事態は、基本的な方法が悪いのか、やり方が緩いのか・・・
一般企業なら成果を出すために、努力をすると思うのですが、もうひとつ努力が見えません。
HPを作って、パンフレットを作って、それで終わっているのでは?
そんな作業をするだけでも、税金からの人件費や諸経費がかかっているはずなのに、成果が出ないなんて・・・
ふぅ、やれやれです・・・
まず、役所体質を何とかしないとねぇ。
click.click.click.click.
初めての方でもお気軽にコメントを下さい
お返事は必ずさせていただきます。
よろしくお願いします。