☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

有馬記念の法則3

2013-12-19 00:00:00 | 長距離血統の法則
■因縁の対決■
これは、今年の宝塚記念の時に書いたが、もう一度書いておく。
当時は、密かにオルフェとゴルシの対決を期待したいのだが、残念ながらオルフェの出走回避により幻となってしまった因縁の対決が、今年の有馬記念で実現する。

何が因縁なのかというと、グランプリホース同志の対決でもなく、ステイゴールド×メジロマックイーンという同じ血統構成同志だからでもない。それはそれで面白いのだが、この2頭に間には深い因縁があるのだ。

時は遡ること13年前の1990年9月16日の函館競馬場。
この日の第8レースで1着になったのはエレクトロアートという馬で、その4着にはパストラリズムという馬が入った。
勘のいい方ならお気づきだろうが、実は前者はオルフェーヴル、後者はゴールドシップの母方の祖母なのである。
★90年9月16日函館第8R道新スポーツ杯~結果★
1990年9月16日 函館8R 道新スポーツ杯(900万下・芝1200m)
1着 エレクトロアート(7番人気)
4着 パストラリズム (10番人気)

そして、同日の第6レースでは、後にオルフェとゴルシの母父となるメジロマックイーンが1着になっていたのだ。
★90年9月16日函館第6R木古内特別~結果★
1990年9月16日 函館6R 木古内特別(500万下・ダ1700m)
1着メジロマックイーン(1番人気)

そして時は過ぎ、2002年7月7日の七夕の阪神競馬場。
この日の第9レースでは、後にオルフェの母になるオリエンタルアートとゴルシの母になるポイントフラッグが揃って出走していた。
★02年7月7日阪神第9R加古川特別~結果★
2002年7月7日 阪神9R 加古川特別(1000万下・ダ1800m)
11着オリエンタルアート(12番人気)
15着ポイントフラッグ(6番人気)

エレクトロアートもパストラリズムも、まさか同じ日に同じ競馬場で走っていた条件馬・メジロマックイーンに、将来自分の娘が種付けされるとは夢にも思っていなかったことだろう。
おばあちゃんの時代から因縁のあるオルフェーヴルとゴールドシップ。おばあちゃんもお袋も、「オルフェーヴル家」の方が先着している。
果たして、孫の世代で「ゴルシ一家」の孫が、積年の悔しさを晴らすことができるかどうか?これが今年の有馬記念の最大の見所だ。

■偉業達成なるか?■
先週の朝日杯FSでは、武豊のG1コンプリートが期待されたが、いくら内枠有利の中山芝1600mで1枠1番を引いたからといって、牝馬のベルカントでは荷が重すぎた。残念ながら、前人未到の記録達成は来年までのお預けとなった。
そして、この有馬記念では偉業達成に挑む、もう一人のジョッキー・ノリがいる。
どんな偉業かというと、目下、ノリは18年連続G1レース2着を継続中なのである。武の記録は来年でも達成できるが、ノリの場合は、一度途切れたら最後、そこで終わってしまうのだ。

<華麗なるノリのG1レース18年連続2着の軌跡>
12年コディーノ(朝日杯FS)
11年フィフスペトル(マイルCS)
10年ブエナビスタ(宝塚記念)
09年レッドスパーダ(NHKマイルC)、ブエナビスタ(有馬記念)
08年カワカミプリンセス(エリザベス女王杯)
07年フィールドルージュ(JCD)
06年リンカーン(春天)、ファイングレイン(NHKマイルC)、ドリームパスポート(菊花賞)、スウィフトカレント(秋天)
05年ハーツクライ(宝塚記念)、アドマイヤジャパン(菊花賞)、ゼンノロブロイ(秋天)、シーキングザダイヤ(JCD)
04年ハーツクライ(日本ダービー)、ホオキパウェーブ(菊花賞)
03年ビワシンセイキ(フェブラリーS)、エイシンツルギザン(NHKマイルC)、ゼンノロブロイ(日本ダービー)、ツルマルボーイ(宝塚記念・秋天)、リンカーン(菊花賞)
02年アグネスソニック(NHKマイルC)
01年ブラックホーク(高松宮記念)、ローズバド(オークス・秋華賞・エリザベス女王杯)、ウイングアロー(JCD)
00年フサイチエアデール(エリザベス女王杯)
99年クロックワーク(秋華賞)
98年エアデジャヴー(オークス)、エアグルーヴ(JC)
97年サクラローレル(春天)
96年ツクバシンフォニー(NHKマイルC)、ビコーペガサス(高松宮杯)
95年ブライトサンディー(エリザベス女王杯)、ビコーペガサス(スプリンターズS)

昨年も記録が途切れるかとヒヤヒヤしていたが、ラス前の朝日杯FSで1番人気のコディーノで、しっかりと2着を確保し、記録継続と相成った。
今年は、泣いても笑っても、これが最後のG1・有馬記念。是非とも、記録を19年まで更新し、来年はキリのいい20年連続G1・2着を達成してほしいものである。

☆デスペラード…ネオユニヴァース×トニービン
母父トニービンは、03年2着、05年2着のリンカーン、05年1着のハーツクライ、そして昨年3着のルーラースップが該当し、決して有馬記念とは相性が悪いというわけではないが、如何せん前走ステイヤーズSというのが頂けない。同レースに出走していた馬は、過去10年で【0-0-0-12】と一度も馬券になったことがないのだが、そこは2着獲りの名手ノリの腕に期待。
しかし、こうやって並べてみると02年なんかは、G1を2着5回とは、さぞかし悔しかったことだろう。
ガンバレ!ノリ!2着をね。

有馬記念の法則2

2013-12-18 00:00:00 | 長距離血統の法則
■サイン■
毎年、有馬記念になるとアホくさいと思いつつ、気になって仕方がないのがサイン馬券。
バカにしていながら、あとで説明(こじつけ)を聞くと、なるほどと妙に納得してしまうのが、自分自身で情けない。
が、現実に結構馬券になっているのも確か。
ロンドンオリンピックで金メダルラッシュに沸き、それを受けて「今年の漢字」は「金」だった昨年は、そのまんまの「ゴールド」シップが優勝した。ただ、サインに頼らなくても1番人気のゴルシは普通に買えるわけで、全くありがたくない。やっぱり、サインで買うなら、まともな予想では買えない超惑星馬を軸にしてこその感がある。

思い出すのは、91年と01年。
なかでも、悔し過ぎて忘れられないのが91年。
当日は、偶然番長となけなしの虎の子1万円を握り締め、越冬資金を作りにいざ府中の場外へ。狙いは、その年の宝塚記念で一点で仕留めたメジロライアンとメジロマックイーンの「メジロ丼」で、もう一丁。
宝塚記念では1枠1番メジロマックイーンと8枠15番メジロライアンだったのが、有馬では1枠ライン、8枠マックの逆パターン。
これに変な自信を持ち、宝塚以来のぶっつけとなるライアンの仕上がりなど気にもせずに、せっせとマークシートを塗り、残金の5000円と一緒に窓口へ突っ込んだ。

馬券を受け取り、高見の見物でもするかとダーフビジョン前に移動しつつ馬券に目をやると、そこには「馬連1-8」と書いてあった。
「何だこりゃ?馬連?まあ、こういう買い間違えはよく当たるというし、そのままにしとくか。」と、お金に余裕があれば思えるのだが、ピーピーのこちらとしては、そうはいかない。
新聞で馬番8番を確認すると、「ダイユウサク」の6文字が。結果、当たるか外れるかは時の運だが、聞いたこともない馬にお金を突っ込むのは納得がいかないので、踵を返し窓口へ。
「なけなしの5000円なんです。これが当たらないと年が越せないんです。家賃を払わなければいけないんです。馬連なんて知らなかったんです。どうか枠連に変更して下さい。」と、学生の身分ということだけは口にしないよう気を付けながら、窓口のおばちゃんに何度も何度も泣きついた。
すると、おばちゃんは、マニュアルどおりの回答で「ダメです。ムリです。ルールですから。」の一点張り。それでも、必死で食い下がると、おばちゃんもようやく哀れに思ったのか、上司の男性を呼んでくれて「今回だけですよ。これからは窓口を離れる前に確認してくださいね。」と優しく注意されながら、「枠連1-8」に変更してもらった次第。

そして―
「これはビックリ!ダイユウサク!」が、先頭でゴールした瞬間、ターフビジョンの前で膝から崩れ落ちた。
圧倒的1番人気のメジロマックイーンをブッコ抜き、日米を代表する名優・松田優作とスティーヴマックイーン「俳優馬券」が炸裂。当時は馬単は発売されておらず、人気のマックが2着だったこともあり、馬連は7、600円だったが、14番人気のダイユウサクの単勝は1万3千790円也。
あの時、馬連のままにしておけば35万円が転がり込み、色々と楽になれたのに…と、今でも有馬記念の度に思い出してしまう。そんな91年の有馬記念だ。

ところで、この「俳優馬券」だが、実は世相を反映しているわけではない。お二人がお亡くなりになられたのは、松田優作が89年で、S・マックイーンは80年。その年、お二人にまつわる出来事があったわけでもなく、完全なる後付けだ。

もともとサイン馬券は、後付けのこじつけばかりなのだが、01年だけは違った。こちらは見事に世相を反映していた。
出馬表を見たときに、例の事件に気付いたというか思いを巡らせた方は、私だけではないはずである。でも、3000人の方が犠牲になったあの事件をネタにするのは余りにも不謹慎過ぎると思い、自重した方もまた多かったはず。

しかし―
1着マンハッタンカフェ(3番人気)、2着アメリカンボス(13番人気)の「911馬券」で決まり、馬連4万8千650円の大波乱の決着となった。

今年もいろいろとあった一年だが、果たしてサインは何なのだろうか?
真っ先に思いつくのは、やっぱり「東京五輪招致決定」か。「今年の漢字」でも昨年に引き続きオリンピック繋がりの「輪」が選ばれた。
となると、連想させるのは金メダルでゴールドシップの連覇、あるいはフランス語で「金細工師」を意味するオルフェーヴルの有終Vなのか?
でも、それじゃあサイン馬券として面白くないので、一捻り。

今年のサインは、12月8日に老衰のため天に召されたダイユウサク。合掌。
しかし、登録馬のなかに俳優の名前がついた馬は見当たらない。少々強引にいくなら、名前の由来が映画名のデスペラードか。ただ、どんな映画かは知らないし見たこともないので、これはパス。

ダイユウサクといえば、やっぱり91年の有馬記念。
その時の2着はメジロマックイーン。ならば、母父マックのオルフェーヴルとゴールドシップと、この読みでも人気の2頭になってしまう。が、実はもう一頭、母父マックの馬が出走する。

☆ラブイズブーシェ…マンハッタンカフェ×メジロマックイーン
父マンハッタンカフェは、上記にように01年の優勝馬で、父も母父も有馬記念には縁がある。さらにはマンハッタンカフェは、有馬記念の「隠れ御用達血統」のリボー系を持っているのもいい感じ。

また、今年はキズナとエピファネイアが回避したことにより、クラシックを制した馬が一頭も出走しない有馬記念となるのだが、このようなケースは、91年以来、実に12年ぶりのことである。

実績だけ見るとダイユウサクもラブも、とてもじゃないが手を出せないが、実は、2頭とも初勝利が新馬戦でも未勝利戦でもなく、500万下だったという共通点もある。
そして、とどめを刺すのは、ラブの鞍上はダイユウサクにしてやられたマックの主戦だった武豊。
これだけ因縁めいた材料が揃ったならば、買わずにはいられない。

■サイン2■
サイン馬券というのは、気にしだすと、アレもコレもとなってしまいキリがなくなるのだが、どうしても気になって仕方ない馬がもう一頭いる。

当時、ダイユウサクが所属していたのは栗東の内藤厩舎。担当厩務員は現在は調教師の平田修。
自分の担当している馬が、横綱マックを倒す大金星を挙げたとなれば、それはさぞかし嬉しかったことだろうし、愛着が増すというもの。
平田師のダイユウサクに対する思いは、引退しても変わることなく、毎年、はるばる北海道までダイユウサクに会いに行っていたそうだ。ちなみに、平田師のメアドはダイユウサクの名前と有馬記念の走破タイムで構成されているというのを、どこかののサイトで読んだ。
そんなダイユウサクを愛して止まない平田師が、とっておきの秘密兵器を送り込む。

☆カレンミロティック…ハーツクライ×APインディー
父ハーツクライは、日本で唯一、あの絶対的王者ディープインパクトを負かしたことのある05年の優勝馬。その産駒には、直線の長いコースを得意とするイメージがあるが、今年の中山芝2500mでは【1-1-0】。父譲りの大物食いの血が騒ぐ。

■サイン3■
何もサインというのは、世相を反映してなくてもよいという一面も持っている。
一番判りやすいのは、JRAのCMやポスターだ。
今年の有馬記念のCMのキャッチコピーは、テイエムオペラオーをフューチャーした「さあ、夢を見よう」である。
ここに何らかのヒントが隠されているはずだ。というか、そのままズバリ、サインは「夢」である。

先週の土曜日に行なわれた中山第4Rの障害未勝利戦で、一足早く「夢」馬券が炸裂した。
☆12月14日(土)~中山第4R【結果】☆
1着5枠06番ドリームチャージ(2番人気)
2着6枠07番ドリームセーリング(1番人気)
3着8枠12番ドリームパワー(3番人気)
なんと!馬名にドリームがつく馬3頭で1着~3着を独占。人気サイドだったので三連単でも30倍と配当は安かったが、ここに有馬記念のヒントが隠されているに違いない。
本番では、5枠、6枠、8枠には注意しておいた方が、いいですよ。

有馬記念の法則

2013-12-17 00:00:00 | 長距離血統の法則
■血統傾向■

かつては、ナリタブライアン、マヤノトップガン、シルクジャスティス、グラスワンダー、シンボリクリスエスと5頭の優勝馬を輩出し、有馬記念御用達血統だったロベルト系。が、03年1着のシンクリを最後にロベルト系を持った馬は一度も馬券になっていない。
替わりに台頭してきたのが、SS系。96年の初出走以来2着、3着には来るもののなかなか勝ちあぐね、その初勝利は01年のマンハッタンカフェまで待たなければならない。その後、02年、03年はシンクリに連覇を許したものの、04年以降は目下9連勝中で、もはやSS系に非ずんば有馬記念を勝つ資格はない。
そんなSS系に対して、唯一、一矢を報いているのはここ3年で【0-1-3】のキングマンボ系くらい。

■リピーターズ■
ご存じのように有馬記念はリピーターが活躍するケースが多い。
88年以降の過去25年で、リピーターは14頭もおり、そのうち連覇を達成したのは、グラスワンダー(98年、99年)、シンボリクリスエス(01年、02年)の2頭のみ。また、連覇はならなかったものの、2勝したのはオグリキャップ(88年、90年)だけ。
今年は、連覇を目指すゴールドシップ、有馬2勝目を決め手有終の美を飾りたいオルフェーヴルが出走する。

■グランプリ血統■
過去10年で【9-6-7】のSS系。複数回馬券になっているのは、ステイゴールド、アグネスタキオン、スペシャルウィークの3頭だが、アグネスタキオンはダイワスカーレット(07年2着、08年1着)、スペシャルウィークはブエナビスタ(09年、10年2着)のリピーターによるもので、ドリームジャーニー(09年1着)、オルフェーヴル(11年1着)、ゴールドシップ(12年1着)の3頭で3勝をあげているステイゴールドが、相性の好さでは一枚上。
そして、この3頭にはステイ×メジロマックイーンという同じ血統構成だけでなく、宝塚記念を勝利しているという共通点がある。

ドリームジャーニー…09年宝塚記念、有馬記念
オルフェーヴル…11年宝塚記念、12年有馬記念
ゴールドシップ…12年有馬記念、13年宝塚記念

また、母父はマックではないもののナカヤマフェスタ(母父タイトスポット)が10年の宝塚記念を制しており、このステイ産駒4頭で春秋グランプリを合計7勝もしている、いわば「グランプリ血統」といっても過言ではない。もともとステイ産駒は、中山芝2500m、阪神芝2200mといった非根幹距離を得意としているのだ。

■コース傾向■
非根幹距離を得意とするステイ産駒。昨年の中山芝2500mは、まさに草刈場と化していた。
<2012年中山芝2500mコース傾向>

昨年は4回中山~有馬記念にかけて怒涛の5連勝を決め、昨年の当該コース10鞍で【5-2-2】と大暴れ。
果たして、今年はどうなのか?
<2013年中山芝2500mコース傾向>

今年はここまで8鞍行なわれたが、ステイ産駒は【3-2-1】と昨年同様の活躍を見せており、今年もステイ産駒を無視するわけにはいかないようだ。
ステイ以外で注意しておきたいのは、ハーツクライ【1-2-0】、ディープインパクト【0-2-0】、ジャングルポケット【0-0-3】の3系統。そして、ステイほどではないが、昨年と同じように今年もちょくちょく馬券になっているキングマンボ系【1-1-1】、BT系【1-1-1】の2系統。

朝日杯FSの法則【結果】

2013-12-16 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2014
【結果】
☆ハイアーレート…12着(15番人気)
二匹目のドジョウはいなかった…

■血統傾向更新■

血統傾向に出ている目下5連勝中の母父SSだが、唯一の該当馬ショウナンアチーヴは惜しくも2着で6連勝とはならなかったものの、しかkりと2着を確保し6年連続連対を継続。
そのショウナンアチーヴの父ショウナンカンプのおじいちゃんであるサクラユタカオーを母父に持つウインフルブルームが3着。
1着はライアン・ムーア騎乗のアジアエクスプレス。これで4年連続で外国人騎手が勝利。

10年グランプリボス…M.デムーロ
11年アルフレード…ウイリアムズ
12年ロゴタイプ…M.デムーロ
13年アジアエクスプレス…R.ムーア

また、手塚厩舎はアルフレードに次ぐ朝日杯2勝目。朝日杯FSでは、手塚厩舎&外国人騎手が狙い目になりそう。

■コース傾向更新■

本番前の5Rの新馬戦の2着がショウナンカンプ産駒。これを知っていれば素直にショウナンアチーヴは買えたはず。
1着のアジアエクスプレスの母父は聞き慣れない名前のランンイングスタッグなのだが、これは傾向にでているチチカステナンゴと同じグレイソブリン系だ。

ところで、勝ったアジアエクスプレスの馬主・馬場幸夫氏は、同馬以外にも大器と評判で、出世レースとして名高いエリカ賞を楽勝したバンドワゴンも持っている。
クラシックはバンドワゴン、NHKマイルCはアジアエクスプレスの2本立て。

というわけで、有馬記念!!

=おしまい=

朝日杯FSの法則2

2013-12-14 19:23:44 | ダービー馬を探せ!2014
■コース傾向更新■

レースの血統傾向とは反対に、父SS系が活躍している今開催の中山芝1600m。
土曜日は3鞍行なわれたが、父SS系は【2-2-1】だった。

■血統傾向■

目下、5連勝中の母父SS。昨年は1着~3着を独占した。
が、母父二代目SS系だと【0-0-0-2】で、一度も馬券になっていない。と言っても、母父二代目SS系は昨年が初登場したばかりだ。
今年は母父二代目SS系は、エルカミーノレアル(母父アグネスタキオン)、グリサージュ(母父バブルガムフェロー)の2頭いるが、母父SS系はショウナンアチーヴ1頭のみ。同馬の父はショウナンカンプで、10年1着のグランプリボス(サクラバクシンオー×SS)とよく似た配合。でも、血統予想家の水上学と境和樹が◎にしているので、面白くない。
かといって他に買いたい馬がいるわけでもないので、ここはいっちょ偶然番長の愛馬ハイヤーレートからチャリンと総流しをかけて見ておきます。

☆15ハイアーレート…ゼンノロブロイ×フレンチデピュティ
不利な外枠は気になるものの、血統傾向的には今開催【1-1-0】のロブロイ産駒で、母父は同じく【1-1-0】のフレンチデピュティ。
キャトルに続いて、もう一丁!はないものか。

=おしまい=

愛知杯の法則【結果】

2013-12-14 19:22:38 | 中京の法則
■血統傾向更新■

二桁着順3頭での決着で、三連単は470万馬券の一足早いクリスマスプレゼント。

■コース傾向更新■

コース傾向にバッチリのディープ×グレイソブリン系のハイエストオナーの偶然番長の愛馬キャトルフィーユからチャリンと総流しかけとけば、馬連5万馬券が転がり込んだのになあ。

=おしまい=

愛知杯の法則

2013-12-11 00:00:00 | 牝馬の法則
■血統傾向■

昨年から新・中京での施行となったので、血統傾向で使えるのは昨年の一回分のみ。よって、傾向は掴めない。

■コース傾向更新■

ここまで合計8レースが行なわれたが、【7-5-4】の父SS系。複数回馬券になっているのは、ディープインパクト【2-1-0】、ハーツクライ【2-1-2】、ステイゴールド【1-0-1】の3頭。
なかでも、愛知杯と同じコースで行なわれた先の金鯱賞で1着、3着に入ったハーツクライが、どうも気になるのだが。
SS系以外では、勝ち星こそないものの、父、母父合計で【0-1-3】のグレイソブリン系。
偶然番長のキャトルは父ディープ、母父テハノランはグレイソブリン系なので、目はあるかもしれない。


朝日杯FSの法則

2013-12-10 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2014
■血統傾向■*過去22年

2年前の朝日杯FSはアルフレードで盛り上がったのだが、アルフレードはいったいいつ復帰するのやら…
既に帰厩しているそうだが、復帰戦は有馬記念と同じ日に阪神で行なわれるギャラクシーS(ダ1400m)という情報もある。
そのままダートに転向するのだろうか?まあ、ベルシャザールがダートへ転向してJCDをかっさらっていった例もあるが、2歳王者かつNHK2着馬がダートに転向するとなると、とてつもなく寂しさを感じてしまう今日この頃。

で、朝日杯FS。
ミホノブルボン(91年)、ナリタブライアン(93年)、バブルガムフェロー(95年)、グラスワンダー(97年)と勝ち馬には、綺羅星の如く名馬が名を連ねる伝統の朝日杯FSだが、今年を最後に来年からは阪神に移行となるそうだ。

SSのファーストクロップがデビューしたのは94年。いきなりフジキセキが2歳王者に輝き、続く95年もバブルガムフェローが制し、SS時代の到来を誰もが確信した。
だが、それ以降はサッパリで、00年メジロベイリー1頭のみしか勝っておらず、二代目SS系産駒にしても06年ドリームジャーニーしか勝っていない。
03年以降の過去10年で見てみると、父SS系は【1-2-5】と近年でもやっぱり大不振だが、これには理由がある。
「西高東低」といわれて久しいが、関西馬がわざわざ手間暇かけてお金をかけて東上したとしても、枠順によって大きな有利不利の差が激しい中山芝1600mで、外枠を引いたら目もあてられない。よって、クラシックを狙う有力なSS系は、この朝日杯FSよりも翌週に行なわれるラジオNIKKEI2歳Sに回るケースが多いからに他ならない。そして、このことが朝日杯FSとラジニケを入れ替えた理由だと言われている。
しかし、父SS系は不振だが、母父SSは目下5連勝中を含む【6-1-1】で、昨年は母父SSが1着~3着を独占した。

SS系以外で目立つのは、【1-2-0】のキングカメハメハと昨年1着、3着になったローエングリンが属するサドラーズウェルズ系。同系は、一昨年3着のレオアクティヴの母父にも入っており、2年連続で馬券になっている勢いは見逃せない。

■出目■


<枠番>

「外枠不利」が定説の中山芝1600m。朝日杯FSにおいても、それは当てはまる。
過去22年で、1枠~4枠が【15-9-15-113/152】に対し、5枠~8枠が【7-13-7-142/169】で、内枠有利だということがハッキリ示されている。
もっと細かく見てみると…
1枠・2枠:9- 3-8-52/72
3枠・4枠:6- 6-7-61/80
5枠・6枠:6-10-1-67/84
7枠・8枠:1- 3-6-75/85
となり、外枠でも7枠と8枠の成績が極端に悪くなっていることがわかる。

<馬番>

最多の5勝をあげているのは1番【5-0-2-15】、次いで4勝の3番【4-2-3-13】(アルフレードも3番だった)。そして3勝の4番【3-1-3-15】と8番【3-2-0-17】。
一度も馬券になっていないデスナンバーは大外の16番【0-0-0-13】だ。

■人気■

過去22年で、1番人気は【10-6-4-2】で、馬券率は90.9%とダイヤモンド級の堅さを誇る。馬券圏外に消えたのは、07年スズジュピター(5着)、10年サダムパテック(4着)の2頭のみ。
ただ、91年~02年の過去12年では【8-4-0】と勝率100%、連対率はなんと驚きの100%で、まさに鉄板だったのだが、03年以降の近10年では【2-2-4】と勝率20%、連対率40%に落ち込んでおり、勝ち切れなくなっていることには注意しておきたい。
なお、11番人気以下は【0-0-0-103】と、一度も馬券になったことがなく、朝日杯FSは実質10頭立ての競馬だ。

■コース傾向■

先週まで合計5鞍が行なわれたが、父SS系は【2-4-2】と、やや勝ち切れない印象。気になるところでは、2連勝があるチチカステナンゴ、父、母父合計で【1-2-1】のキングマンボ系。
本番前までに、土曜日3鞍、日曜日に1鞍が組まれているので、慌てない慌てない。

また、今開催の出目は、5レース中4回2着の3枠と3回3着の6枠が目立っている。ただ、どちらも1着はないので、頭には置きにくいか。

カペラSの法則【結果】

2013-12-09 00:00:00 | 砂王の法則
【結果】
◎ケビンドゥ…7着(8番人気)
☆ノーザンリバー…1着(6番人気)単勝1120円 複勝320円

■血統傾向更新■

6番人気のノーザンリバーが1着。過去5年連続で連対馬を出している「前走ダート1400mを勝った関西馬」の唯一の該当馬だ。人気薄の大先生はやっぱり怖い。大先生、相談役と親しみを込めて呼ばれるヨシトミだが、実は「中山D1200mマイスター」というカッコいい異名も持っていることは、あまり知られていない。

■コース傾向更新■

9Rから突如、父SS系の傾向に揺れ戻しが発生。

=おしまい=

阪神JFの法則【結果】

2013-12-09 00:00:00 | 牝馬の法則
【結果】
◎レーヴデトワール…9着(3番人気)
○ハープスター…2着(1番人気)複勝120円

■血統傾向更新■

社台F生産馬は当レースと相性が悪い、と書いた途端にレッドリヴェールに勝たれてしまった。これで5番人気が2連勝。
2着は「準・黄金ライン」ハープスターで、今年もまたノーザンF生産、松田博厩舎所属の馬が馬券になった。が、馬主はサンデーRではなくキャロットF。
そして、3着もまた1、2着と同じ社台グループの追分F生産のフォーエバーモアで、この馬はお買い得とオススメしておいた8番人気。

■コース傾向更新■

7鞍中、父SS系が【7-6-2】と猛威を奮っている。SS系を蹴飛ばすなんて愚の骨頂。阪神JFで狙ったロブロイは姿を消し、狙いは【2-3-0】のディープと【5-4-1】のSS×ノーザンダンサー系だ。

=おしまい=