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優駿の法則5

2011-05-25 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2011
ダービー馬になるための条件があるように、実はダービー2着馬、3着馬になるためにも条件がある。
順番は逆になるが、次にダービー3着馬を篩いにかけていく。というのも、この3着馬の条件というのは、ダービー馬の条件よりは甘めなのだが、その求められる要素が非常に似ているからである。
 

■ダービー3着馬の条件■
1.重賞連対実績
03年ザッツザプレンティ…ラジオたんぱ杯2歳S
04年ハイアーゲーム…青葉賞
05年シックスセンス…京成杯2着・皐月賞2着
06年ドリームパスポート…きさらぎ賞・皐月賞2着
07年アドマイヤオーラ…シンザン記念・弥生賞
08年ブラックシェル…弥生賞2着・NHK2着
09年アントニオバローズ…シンザン記念
10年ヴィクトワールピサ…ラジオNIKKEI杯2歳S・弥生賞・皐月賞

ダービ馬の条件では「重賞勝利」が必須であったが、3着馬の場合は連対実績があればOK。しかも、距離と回数は不問。

2.前走関連
*左から前走着順/前走上がり3F/同順位

03年ザッツザプレンティ…皐月賞8着/35.9/9位
04年ハイアーゲーム…青葉賞1着/33.9/1位
05年シックスセンス…皐月賞2着/34.2/2位
06年ドリームパスポート…皐月賞2着/34.8/2位
07年アドマイヤオーラ…皐月賞4着/33.9/1位
08年ブラックシェル…NHK2着/34.6/3位
09年アントニオバローズ…プリンシパルS2着/35.1/4位
10年ヴィクトワールピサ…皐月賞1着/35.2/3位

次に前走関連では、レースはNHKと皐月賞以外でもOKで、着順は3着以内、上がり3F順位も3位以内が望ましいが、それほど気にする必要はない。

3.上がり3F3位以内率80%以上
上の二つを緩めにしているのは、この縛りが結構厳しいからである。ここでかなりの馬が脱落することになるであろう。

03年ザッツザプレンティ…【3-0-1-1/5】80.0%
04年ハイアーゲーム…【4-2-0-0/6】100.0%
05年シックスセンス…【4-4-0-1/9】89.9%
06年ドリームパスポート…【5-3-0-0/8】100.0%
07年アドマイヤオーラ…【3-2-0-0/5】100.0%
08年ブラックシェル…【5-1-2-0/8】100.0%
09年アントニオバローズ…【1-0-1-3/5】40.0%
10年ヴィクトワールピサ…【2-3-1-0/6】100.0%

唯一の例外は、09年ロジユニヴァースの3着になったアントニオバローズだけ。これは、もともと切れる脚がなかった同馬であるが、当時はドシャ振りの不良馬場で行なわれたことにより、切れ味を求められなかったため3着にすべり込んだと考えられる。となると、やはり3着馬にもダービー馬と同じくらいの最後の切れる脚を求められるということである。

果たして、この3つのハードルをクリアした馬とは一体???

<該当馬>
*左から重賞連対実績/前走着順/前走上がり3F順位/上がり3F順位3位以内率

オルフェーヴル…皐月賞・スプリングS・シンザン記念2着/皐月賞1着/2位/【6-0-0-1/7】85.7%
クレスコグランド…京都新聞杯/京都新聞杯1着/4位/【0-4-1-1/6】83.3%
コティリオン…毎日杯2着・NHK2着/NHK2着/【3-3-1-0/7】100.0%
デボネア…京成杯2着/皐月賞4着/【2-3-0-1/6】83.3%
トーセンラー…きさらぎ賞/皐月賞7着/【0-3-1-1/5】80.0%

残ったのは5頭。このまま三連単の3着に置いてもよいが、どうしても絞りたいという方のために、もう一つハードルを用意した。
過去8年の3着馬の中で重賞未勝利馬は、05年シックスセンスと08年ブラックシェルの2頭いるが、どちらも重賞で2着が2回あり、そのいずれかはG1、即ち皐月賞かNHKでのものである。
該当馬中で重賞未勝利馬はコティリオンとデボネアの2頭だが、この条件に当て嵌まるのはコティリオンだけである。デボネアは切ってもよい。しかし、イタリアの神・デットーリが騎乗するとあっては、切るのは畏れ多い…






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