ダービー馬と3着馬の条件は非常に似通っていたが、こと2着馬の条件となると、様相が異なってくる。
■ダービー2着馬の条件■
1.重賞勝利実績
いくら様相が異なるとはいっても、この重賞勝利実績だけは譲れないライン。
03年ゼンノロブロイ…青葉賞
04年ハーツクライ…京都新聞杯
05年インティライミ…京都新聞杯
06年アドマイヤメイン…青葉賞/毎日杯
07年アサクサキングス…きさらぎ賞
08年スマイルジャック…スプリングS
09年リーチザクラウン…きさらぎ賞
10年ローズキングダム…東スポ杯2歳S/朝日杯FS
いずれも芝1800m以上の重賞を勝っている。
2.前走関連
この条件が、ダービー馬と3着馬のそれとは大きく異なっているのだ。
まず、03年~06年の2着馬の前走関連だが、これはダービー馬および3着馬とほぼ同じ内容となっている。
*左から前走着順/同上がり3F(順位)
03年ゼンノロブロイ…青葉賞1着/34.1(2位)
04年ハーツクライ…京都新聞杯1着/33.4(1位)
05年インティライミ…京都新聞杯1着/35.7(2位)
06年アドマイヤメイン…青葉賞1着/35.3(3位)
様相が異なってくるのは、07年~10年の2着馬の成績。
07年アサクサキングス…NHK11着/36.5(10位)
08年スマイルジャック…皐月賞9着/35.8(12位)
09年リーチザクラウン…皐月賞13着/37.0(12位)
10年ローズキングダム…皐月賞4着/35.4(4位)
ご覧の通り、近4年の3着馬は全て前走着順4着以下で、上がり順位も4位以下。しかも、この傾向は次の条件にも当て嵌まる。
3.上がり3F3位以内率
*左から順に上がり3F順位【1位-2位-3位-4位以下/合計】3位以内率
03年ゼンノロブロイ…【1-3-0-0/4】100.0%
04年ハーツクライ…【2-0-2-1/5】80.0%
05年インティライミ…【2-2-1-0/5】100.0%
06年アドマイヤメイン…【2-2-2-3/9】66.7%
アドマイヤメインを除く3頭は、全て上がり3F3位以内率が80%以上である。
一方、近4年の馬はというと…
07年アサクサキングス…【0-2-0-4/6】33.3%
08年スマイルジャック…【1-2-0-5/8】37.5%
09年リーチザクラウン…【2-2-0-2/6】66.7%
10年ローズキングダム…【2-1-0-2/5】60.0%
4頭全てが、上がり3F3位以内率66.7%以下で、03年~06年の4頭とは全く逆の脚質の馬がであることが分かる。
重賞実績があり、前走4着以下かつ上がり3F4位以下で、上がり3F3位以内率が66.7%以下であること。そういう馬こそが、ダービーのお宝馬である。
最後の直線の末脚の攻防となっている2頭の間に、前に行ってバテないしぶとい馬が2着に粘りこむ。その結果、切れ味が持ち味の馬が1着、3着となり、波乱を巻き起こす。これが近年のダービーのトレンドである。
天気予報では今週末も雨模様。馬場もパンパンの良馬場にはならないだろう。とすると、ますます前残りの可能性が高くなる。そう、先週のオークスのように。
<該当馬>
*左から順に、重賞勝利/前走着順/同上がり3F順位/上がり3F3位以内率
オールアズワン…札幌2歳S/皐月賞16着/7位/【2-1-0-3/6】50.0%
フェイトフルウォー…京成杯/皐月賞12着/9位/【1-1-1-2/5】60.0%
これでダービー3着までの候補馬が出揃った。あとは馬券を組み立てるだけ。
☆第78回東京優駿~三連単フォメ☆
1着:オルフェーヴル
2着:オールアズワン・フェイトフルウォー
3着:クレスコグランド・コティリオン・トーセンラー・デボネア
なお、デボネアは重賞連対回数が1回なので切っても構わないのだが、イタリアの神・デットーリを切るなんて畏れ多くて、できっこない。また、オルフェは3着候補でもあるが、1着固定なので3着には置けない。
ところで、もう一つ気になることがある。
それはコティリオン。この馬、重賞未勝利なのだが連対回数は2回で、そのうちの一つはNHKマイルCでのものなのでデボネアとは違い正統な3着候補馬である。気になるのは、毎日杯⇒NHKのローテーション。
このローテーションは、過去に04年キングカメハメハ、08年ディープスカイが変則2冠を達成したときと同じ。ただ違うのはキンカメとスカイが連勝でダービーに臨んだのに対して、コティリオンはどちらも2着。だが、毎日杯の勝馬レッドデイヴィス、NHKの覇者グランプリボスは、いずれもダービーには不出走なので、実質1位として考えられないだろうか。いや、そういうことにする。
☆第78回東京優駿~三連単フォメ・その2☆
1着:コティリオン
2着:オールアズワン・フェイトフルウォー
3着:オルフェーヴル・クレスコグランド・トーセンラー・デボネア
今年のダービーは、以上の16点で勝負。
あとは配当が幾らつくのか?だけが楽しみな今年のダービーだ!!
■ダービー2着馬の条件■
1.重賞勝利実績
いくら様相が異なるとはいっても、この重賞勝利実績だけは譲れないライン。
03年ゼンノロブロイ…青葉賞
04年ハーツクライ…京都新聞杯
05年インティライミ…京都新聞杯
06年アドマイヤメイン…青葉賞/毎日杯
07年アサクサキングス…きさらぎ賞
08年スマイルジャック…スプリングS
09年リーチザクラウン…きさらぎ賞
10年ローズキングダム…東スポ杯2歳S/朝日杯FS
いずれも芝1800m以上の重賞を勝っている。
2.前走関連
この条件が、ダービー馬と3着馬のそれとは大きく異なっているのだ。
まず、03年~06年の2着馬の前走関連だが、これはダービー馬および3着馬とほぼ同じ内容となっている。
*左から前走着順/同上がり3F(順位)
03年ゼンノロブロイ…青葉賞1着/34.1(2位)
04年ハーツクライ…京都新聞杯1着/33.4(1位)
05年インティライミ…京都新聞杯1着/35.7(2位)
06年アドマイヤメイン…青葉賞1着/35.3(3位)
様相が異なってくるのは、07年~10年の2着馬の成績。
07年アサクサキングス…NHK11着/36.5(10位)
08年スマイルジャック…皐月賞9着/35.8(12位)
09年リーチザクラウン…皐月賞13着/37.0(12位)
10年ローズキングダム…皐月賞4着/35.4(4位)
ご覧の通り、近4年の3着馬は全て前走着順4着以下で、上がり順位も4位以下。しかも、この傾向は次の条件にも当て嵌まる。
3.上がり3F3位以内率
*左から順に上がり3F順位【1位-2位-3位-4位以下/合計】3位以内率
03年ゼンノロブロイ…【1-3-0-0/4】100.0%
04年ハーツクライ…【2-0-2-1/5】80.0%
05年インティライミ…【2-2-1-0/5】100.0%
06年アドマイヤメイン…【2-2-2-3/9】66.7%
アドマイヤメインを除く3頭は、全て上がり3F3位以内率が80%以上である。
一方、近4年の馬はというと…
07年アサクサキングス…【0-2-0-4/6】33.3%
08年スマイルジャック…【1-2-0-5/8】37.5%
09年リーチザクラウン…【2-2-0-2/6】66.7%
10年ローズキングダム…【2-1-0-2/5】60.0%
4頭全てが、上がり3F3位以内率66.7%以下で、03年~06年の4頭とは全く逆の脚質の馬がであることが分かる。
重賞実績があり、前走4着以下かつ上がり3F4位以下で、上がり3F3位以内率が66.7%以下であること。そういう馬こそが、ダービーのお宝馬である。
最後の直線の末脚の攻防となっている2頭の間に、前に行ってバテないしぶとい馬が2着に粘りこむ。その結果、切れ味が持ち味の馬が1着、3着となり、波乱を巻き起こす。これが近年のダービーのトレンドである。
天気予報では今週末も雨模様。馬場もパンパンの良馬場にはならないだろう。とすると、ますます前残りの可能性が高くなる。そう、先週のオークスのように。
<該当馬>
*左から順に、重賞勝利/前走着順/同上がり3F順位/上がり3F3位以内率
オールアズワン…札幌2歳S/皐月賞16着/7位/【2-1-0-3/6】50.0%
フェイトフルウォー…京成杯/皐月賞12着/9位/【1-1-1-2/5】60.0%
これでダービー3着までの候補馬が出揃った。あとは馬券を組み立てるだけ。
☆第78回東京優駿~三連単フォメ☆
1着:オルフェーヴル
2着:オールアズワン・フェイトフルウォー
3着:クレスコグランド・コティリオン・トーセンラー・デボネア
なお、デボネアは重賞連対回数が1回なので切っても構わないのだが、イタリアの神・デットーリを切るなんて畏れ多くて、できっこない。また、オルフェは3着候補でもあるが、1着固定なので3着には置けない。
ところで、もう一つ気になることがある。
それはコティリオン。この馬、重賞未勝利なのだが連対回数は2回で、そのうちの一つはNHKマイルCでのものなのでデボネアとは違い正統な3着候補馬である。気になるのは、毎日杯⇒NHKのローテーション。
このローテーションは、過去に04年キングカメハメハ、08年ディープスカイが変則2冠を達成したときと同じ。ただ違うのはキンカメとスカイが連勝でダービーに臨んだのに対して、コティリオンはどちらも2着。だが、毎日杯の勝馬レッドデイヴィス、NHKの覇者グランプリボスは、いずれもダービーには不出走なので、実質1位として考えられないだろうか。いや、そういうことにする。
☆第78回東京優駿~三連単フォメ・その2☆
1着:コティリオン
2着:オールアズワン・フェイトフルウォー
3着:オルフェーヴル・クレスコグランド・トーセンラー・デボネア
今年のダービーは、以上の16点で勝負。
あとは配当が幾らつくのか?だけが楽しみな今年のダービーだ!!
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