☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

優駿の法則3

2013-05-26 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2013
■優駿の条件■
当たり前だが、ダービーへ出走できなければダービー馬にはなれるはずもないのだが、かといって出走すればダービー馬になれるというものでもない。
18頭のフルゲートに入ることだけでも栄誉なことだが、ダービー馬になるためには、さらに幾つかの難関を乗り越えなければならない。

優駿の条件1~重賞連対実績
過去10年の馬券対象となった3着以内馬30頭は、すべて重賞連対実績がある。
そのうち05年3着シックスセンス、08年3着ブラックシェル、12年3着トーセンホマレボシの3頭は重賞未勝利で2着が最高着順。
ただし、シックスセンスは皐月賞2着、ブラックシェルはNHK2着とG1での連対実績があった。
すなわち、ダービーで3着以内に入るには少なくとも重賞連対、できればG1で連対実績がないと足りないということ。
もっと遡れば、キャリア3戦目にして重賞初挑戦でダービー制覇の偉業を成し遂げた96年のダービー馬フサイチコンコルドがいるが、これは例外中の例外。
残念ながらここで、フラムドグロワールとサムソンズプライドが脱落。まあ、フラムはご祝儀代わりの一票で押さえておくけどね。

優駿の条件2~重賞勝利実績
優駿の条件1を裏返せば、過去10年の連対馬20頭すべては重賞勝利実績があるということになる。
ここで、アポロソニック、クラウンレガーロ、ラブリーデイ、アクションスター、ペプチドアマゾン、レッドレイヴン、ミヤジタイガの7頭が脱落し、ここまでの優駿の条件をクリアしたのは重賞勝利実績のある9頭で、出走馬のちょうど半分。
だが、ここから更なる過酷な試練が待ち受ける。

優駿の条件3~前走3着以内
過去10年のダービー馬10頭中9頭が前走3着以内。唯一の例外は09年のロジユニヴァースの皐月賞14着。
ここで、メイケイベガスター(皐月賞9着)、タマモベストプレイ(皐月賞5着)、テイエムイナズマ(皐月賞6着)の3頭が脱落し、残りは6頭。

優駿の条件4~重賞2勝以上
10年エイシンフラッシュと12年ディープブリランテ以外の8頭は、重賞2勝以上の実績がある。
ダービー馬たるもの、重賞1勝では箔がつかないということか。
ここで、ヒラボクディープ(青葉賞)、エピファネイア(ラN2歳)、マイネルホウオウ(NHK)の3頭が脱落し、残ったのはキズナ、コディーノ、ロゴタイプの上位人気の3頭となった。

優駿の条件5~上がり3F
残りは3頭に絞れたが、ここからが勝負どころ。
①前走上がり3F
09年ロジユニヴァース、12年ディープブリランテ以外の8頭すべては、前走の上がり3F3位以内を記録。
→コディーノ(皐月賞6位)が脱落。
②上がり3F順位3位以内率
12年ディープブリランテ以外の9頭すべては、ダービーまでの上がり3F3位以内率が70%以上
→ロゴタイプ(50%)が脱落。

というわけで、優駿の条件をすべてクリアしたのはキズナ1頭のみ。
◎1キズナ…ディープインパクト×ストームキャット
なんだかんだコネクリ回してみたものの、結局1番人気のキズナに落ち着いた。1番人気で1枠というデータの後押しは心強いが、死角がないわけではない。
追い込み脚質のキズナにとって、この1枠1番というのが命獲りになりかねない。道中はおそらく後方待機。問題は4角から。
インでじっと我慢していると前が開かずに、上がり3F3位以内率100%の末脚が不発の可能性があり、かといって4角で大外を回しているようでは、届かない可能性もある。
前走の京都新聞杯では、なんとも見下ろした乗り方をしてみせた武ちゃんだが、今度は相手が違う。武ちゃんの中ではディープインパクトのイメージなのだろうが、キズナはディープ産駒であっても、ディープインパクトではない。
が、そこは素人がとやかく言うことではない。そんなことは武ちゃんは百も承知。ダービー4勝の腕に賭ける。

あとは相手探し。
相手には、最後まで残ったロゴタイプとコディーノかというと、そうはいかない。
ロゴタイプはおそらくデータ的に分の悪い2番人気になりそうだし、大口投資でもしない限り1番人気-2番人気では旨味はない。そもそもそれほど今年は堅く収まらないという読みもある。
一方のコディーノは、鞍上がノリからウイリアムズに乗り替わったのがマイナス。腕はノリも五分だと思うのだが、「ダービーで乗り替わった騎手は勝てない」というジンクスがある。ダービーを目指し、手塩にかけて育ててきた愛馬を直前に乗り替われることは、どれほどショックなことか。そのノリはてっきち同厩舎のフラムドグロワールに乗るのかと思いきや、そちらは藤沢厩舎の主戦・北村宏司にスイッチ。だったら、三頭出しの第三の馬・レッドレイヴンかと思いきや、そちらはウチパクがガッチリとキープ。コディーノは克己のサンデーレーシング、フラムドグロワールもまた克己のキャロット、そしてレッドレイヴンはスロ屋の息子が代表を務めているが、実質的には社台系。これはどうもキナ臭い。ノリと社台は決して仲が悪いわけではないのに、このダービーでの乗り替わり劇。克己からの指示が出たことは容易に想像がつく。
だったら、ノリは京都にでも回ったのかというと、目黒記念ではちゃっかりと照哉のタッチミーノットに騎乗予定。これはダービーと目黒記念のバーター取引なのではないのか?タッチミーノットは押させとかないと。

閑話休題。
キズナの相手は、ロゴタイプでもなくコディーノでもない。

○11テイエムイナズマ…ブラックタイド×ダンチヒ
「前走着順」で脱落した本馬だが、それ以外は魅力たっぷり。単勝万馬券の超人気薄だが、連対馬の条件である重賞勝利実績もある。
まず、SS系×ダンチヒ系というのは府中の芝2400mの御用達血統構成で、同血統構成は先週のオークス2着馬エバーブロッサムと同じ。
父ブラックタイドは、血統傾向には出てきていないが、ご存じのとおりディープインパクトの全兄。今年のクラシック戦線では、スズカマンボ産駒のメイショウマンボが勝ったり、父が非SS系のローエングリン産駒ロゴタイプやメイショウサムソン産駒のサムソンズプライドなどのどちらかというとマイナーな種牡馬が賑わせてきた流れにも合致する。
そして、決め手となったのが、その戦績が98年のスペシャルウィークの2着に入り、偶然番長を喜ばせたボールドエンペラーに酷似していることだ。
前走の皐月賞で上がり3F2位の脚を繰り出しながら、6着に敗退。そして、本番では14番人気で2着に入り馬連万馬券の波乱を演出した。
テイエムイナズマもまた、前走の皐月賞では勝ったロゴタイプを0.1秒上回る35.2(2位)を繰り出すも、6着敗退。そして、テイエムもボールドも、ともにデイリー杯2歳Sを勝っている。さらには、前日最終オッズではボールドと同じ14番人気で、本番でもこのままになりそうな気配。
ここまで共通点が揃っていれば、もはや偶然の一致の一言では片付けられない。これはきっと15年前のリベンジを果たせという、天の声に違いない。
今年のダービーは、キズナとテイエムの表が本線、裏が押さえの馬単2本勝負。そして遊びでチャリンと三連系で夢を見たい。

というわけで、皆様よいダービーを!!






最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ダービー (偶然番長)
2013-05-26 12:29:37
ちっとも当たらん…でも買わな当たらん…。今年は編集長の回顧を呼んで決めました!夢よふたたび、武のキズナからメイケイ(ボールドと被る)コディ、ヒラボクへ(^-^)v 明日は晴れるかのう…
返信する
同じく… (carol2000)
2013-05-27 00:15:03
>偶然番長
同じく皐月賞以来いっこも当たらんよ。
PATの残高も遂に4ケタになってしまいました。
POGのアドバイズできなくて申し訳ない。
何を取れたかは機会があればコメントください。
さ、次、次!
返信する
ドラフト会議 (偶然番長)
2013-05-27 15:35:44
明後日やります!指名馬は後日連絡します!!
返信する

コメントを投稿