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中山記念の法則

2014-03-02 00:00:00 | 中山の法則
◆血統傾向◆

過去12年でリピーターが5頭。そのうち、ローエングリン、バランスオブゲーム、カンパニーの3頭は、3回も馬券に絡んでおり、しつこい。

父SS系は、02年~10年の9年間では【1-4-5】と不振に喘いでいたが、11年以降の3年間では【2-1-2】と急速に勝ち切るようになってきている。また、その3年間で馬券になった9頭すべては父か母父にSS系の血を持っている。
リピーター込で言うならば、グレイソブリン系はマークしておきたい。

<馬券になったグレイソブリン系保有馬>
04年2着サイドワンダー…父トニービン
05年2着、08年・09年各1着カンパニー…父ミラクルアドマイヤ
10年3着ショウワモダン…母父トニービン
11年2着キャプテントゥーレ…母父トニービン
13年2着ダイワファルコン…父ジャングルポケット

馬券になった馬は、すべてグレイソブリン系の中でも、コジーンのラインではなくトニービンのラインである。

◆コース傾向◆

中山芝1800mのコース傾向のストックは、土曜日の一鞍のみなので、参考にならず。

◆人気◆

過去12年で1番人気は【4-1-1-6】で、馬券率は50%。それなら【1-3-2-6】で馬券率50%の3番人気か4番人気から入った方が、効果的。

◆前走◆

G1…5-4-1- 9/19
G2…0-1-4-16/21
G3…5-7-5-61/78
その他…2-0-2-40/44

前走G1出走馬の馬券率は、52.6%。1、3、4番人気よりも若干ではあるが、馬券率は上。

◆G1馬◆
別定のG2ならば、格がモノを言う。
過去12年のG1馬の成績は【1-3-1-2/7】で、馬券率71.4%。馬券圏外に消えたのは、02年エイシンプレストン(5着)、13年リアルインパクト(8着)の2頭のみ。だが、この2頭には、それなりの理由があった。まず、エイシンプレストンは、香港帰りで馬体重が+13kgに加え、斤量は酷量の60kgだった。いくら朝日杯(99年)、香港C(01年)のG1を2勝しているからといって、このコンディションで好走を期待する方が無理というもの。一方、3歳時に安田記念(11年)を制したリアルインパクトは、12年は3着に来たものの、13年は8着敗退。休養明け初戦の東京新聞杯(11着)時は、馬体重+20kg、一叩きした中山記念が勝負かと思いきや、馬体重はさらに増えて+4kg。典型的な冬場の調整不足が露呈した格好だった。

今年は、ジャスタウェイ(13年秋天)、ロゴタイプ(13年皐月賞)、サダムパテック(12年マイルCS)の3頭が出走するのだが、ジャスタウェイとロゴタイプは、休み明け所詮で、仕上がり具合がポイントとなりそう。

◆G3実績◆
格がモノを言う別定のG2ではあるが、馬券になった馬を調べてみると、G3での好走歴がある馬が結構、馬券になっている。
ただし、前年の夏~年末までのG3で3着という限定つきではあるが。
02年~11年の10年間で、03年を除く9年で、すべて該当馬が毎年1頭は必ず馬券になっていた。12年は3頭が出走し、すべて着外だったが、昨年は3頭出走していた該当馬のうち福島記念を制したダイワファルコンが2着になった。
今年は該当馬は5頭。とりあえず押さえておいた方が無難。

◆出目◆

少頭数で行なわれる年が多いが、今年は15頭が出走。

◆枠番◆

1、2枠と7、8枠に良績が集中している。

◆馬番◆

7、8枠に良績が集中しているのは、少頭数の場合であることが判る。馬番で見れば1番~3番に良績が集中している。

◎2ダイワファルコン…ジャングルポケット×SS
昨年の2着馬で、もちろん血統傾向的にも合致。昨年は3番人気だったが、今年は10番人気と急降下。昨年と同様のステップ・福島記念1着からの参戦で、データ的にも買いのサイン。リピーターが好走する傾向があるのに、これは人気の盲点じゃないのか。


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2 コメント

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ですよねぇ~ (クニ)
2014-03-02 02:11:45
いろんな面で条件好転なダイワファルコンがやはりなんですよねぇ~。
田辺に続いて若手の川須にもがんばってもらいたい。
ユールシンキングも怖い母母父トニービン。
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 (carol2000)
2014-03-03 02:19:29
>クニさん
いつもコメントありがとうございます。
ダイワファルコン、罠でしたね…残念。
今週も爆穴を用意しておきますので、気に入ったら参考にしてください。
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