■血統傾向~過去21年■
ダービーの血統傾向、それは日本の主流血統の興亡の歴史でもある。
90年代初めはノーザン系とトニービンの時代であったのだが、95年にSS産駒がデビューするやいなや、皐月賞とダービーでワン・ツーフィニッシュを決めてから、様相が一変してくる。それまでのノーザン系やトニービン系への信仰はどこへやら、我も我もとSSに群がった。その結果、今ではすっかりSS系のためのクラシックと化している。SS自身は既に天に召されたものの、その後継種牡馬の勢いは止まらない。
そんな中、潮目を変えたのがキングマンボ系。昨年は牝馬ではアパパネが三冠を達成し、牡馬ではダービーを1、2着独占。ようやくSS系の時代も終りに近づいたかに思えるが、どうも今年は昨年に続く二の矢が放てないままでいる。なんとしても流れを止めないためにも、キングマンボ系にはがんばって欲しいものだ。
そんなわけで、今年のダービーの◎はキンカメ産駒のベルシャザールにしようと思っていた。
☆ベルシャザール…キングカメハメハ×SS
が、どうやら鞍上はアンカツからスイッチする模様。アンカツ自身が「キンカメに一番近い背中」と評したと聞いていただけにダービーでの巻き返しを期待していたのだが、どうやらウインバリアシオンに乗るらしい。皐月賞の大敗で見限ったのか?それともマツクニの逆鱗に触れたのか?それとも…
で、ベルシャザールの鞍上は後藤になるらしいが、それはそれで面白い。なんてったって、後藤はテン乗りに強い。昨日のエリンコート然り、昨年のロズキンもまた然り。後藤といえば、早め早めの積極的な仕掛けが売り。ベルシャとの相性は好いと思うのだが、オークス⇒ダービー連覇とは…ねえ?
ダービーの血統傾向、それは日本の主流血統の興亡の歴史でもある。
90年代初めはノーザン系とトニービンの時代であったのだが、95年にSS産駒がデビューするやいなや、皐月賞とダービーでワン・ツーフィニッシュを決めてから、様相が一変してくる。それまでのノーザン系やトニービン系への信仰はどこへやら、我も我もとSSに群がった。その結果、今ではすっかりSS系のためのクラシックと化している。SS自身は既に天に召されたものの、その後継種牡馬の勢いは止まらない。
そんな中、潮目を変えたのがキングマンボ系。昨年は牝馬ではアパパネが三冠を達成し、牡馬ではダービーを1、2着独占。ようやくSS系の時代も終りに近づいたかに思えるが、どうも今年は昨年に続く二の矢が放てないままでいる。なんとしても流れを止めないためにも、キングマンボ系にはがんばって欲しいものだ。
そんなわけで、今年のダービーの◎はキンカメ産駒のベルシャザールにしようと思っていた。
☆ベルシャザール…キングカメハメハ×SS
が、どうやら鞍上はアンカツからスイッチする模様。アンカツ自身が「キンカメに一番近い背中」と評したと聞いていただけにダービーでの巻き返しを期待していたのだが、どうやらウインバリアシオンに乗るらしい。皐月賞の大敗で見限ったのか?それともマツクニの逆鱗に触れたのか?それとも…
で、ベルシャザールの鞍上は後藤になるらしいが、それはそれで面白い。なんてったって、後藤はテン乗りに強い。昨日のエリンコート然り、昨年のロズキンもまた然り。後藤といえば、早め早めの積極的な仕掛けが売り。ベルシャとの相性は好いと思うのだが、オークス⇒ダービー連覇とは…ねえ?