第3895話 「長沢芦雪」展

2023年11月23日 10時00分00秒 | Weblog

江戸時代の作品を拝見できるなんて!

特別展 生誕270年 長沢芦雪

ー奇想の旅、天才絵師の全貌ー

於:大阪中之島美術館

 

芦雪は 師である円山応挙のもとで修業に励む冬の朝、

氷の中に閉じ込められた魚を見かける。

その後 氷が溶け、自由に泳ぐ魚の姿に驚いて

応挙に話したところ「苦しい修業時代も氷が溶けるが如く

画の自由を得る」と諭され、それ以来

氷の枠に入った「魚」印を印章とした らしい。

ちなみに後年の印章は枠の一部が欠落しており、

自由を得たと伝えているとの見方も・・・

を知って。

 

館内に戻り、

(印章)欠けている、欠けていないチェック ww

私が 息を呑んで立ち止まった

和歌山県串本 無量寺の 「龍と虎の襖絵」は

欠けていない ww

けれど、(既に)圧巻!(前期展示作品)

 

「若竹に蛙図」「朝顔に雀・隠元豆に四十雀図」

あぁ、なんという 線!(魅了される)

改めて 私は 多色使いの「洋」より

単色濃淡「和」(日本)の作品が好きなのだと。

 

曽我蕭白(そが・しょうはく)の「鷹図押絵貼屏風」前。

みなさん、当時ドローン映像記録も残せない中で鷹や虎、

どう観察して このような詳細に描くことができるのか

感嘆(ため息)しきり。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第3894話 風と共に去りぬ | トップ | 第3896話 ダンシング・クイーン »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事