第2930話 老後に備える

2021年04月11日 10時00分00秒 | キャリアコンサルタントの志事

研究対象「30歳」を

懐かしく振り返った(前話)あと、

未来・老年期に備える。

 

エリクソンの発達理論(漸成的発達理論)

65歳~・老年期。

この時期の課題は、統合性。

自分の今までの人生を、

どんなことがあったとしても

これでよかった、これしかなかった

と思えるようになる。これに失敗すると、

このままでは死ねない、と

死ぬことに恐怖を感じる・・・深い。

 

ハヴィガースト(発達段階に対応する発達課題の概念)

60歳~・老年期。

引退と減少した収入に適応すること。

配偶者の死に対応すること。

(なんとなく・・・暗い。かと思ったら)

自分と同年配の老人たちと明るい親密な

関係を確立すること。(妙に明るい)

肉体的衰退に耐え、その条件に順応し

満足できる精神的準備態勢を確立する。(そして、強い)

 

レヴィンソン(生活構造的発達理論・成人発達理論)

60歳~・老年への過渡期。

中年期の奮闘に終わりを告げ、

来るべき時期を迎える準備をする時期。

愛するものとの別れ、

社会から葬られるのではないかという

恐怖感と役割の喪失感から孤立化が進み、

過去へのひきこもりが発生。

課題としては、死の受容、新たな生きがいの確立。

 

なるほど。

発達段階のカテゴリー分けで 各段階

年齢が異なるのに 老年期は60歳頃から。

人生100年時代の今。 定年後も長い!(笑)

目ざせ、生涯現役。

死ぬまで働きたい(第2895話)といったが、

仕事は、収入を得て働くものだけではなく、

ボランティア活動や社会貢献も含まれる。

さて、私は 何をしようかしら・・・

終わりよければすべてよし。

死に恐怖することなきよう「満足」を模索したい。


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