第629話 その気持ちを乗り越えるということ

2013年08月31日 07時54分50秒 | 子育て・「おママごと」

息子はとても恥ずかしがり屋で・・・
「先生に、これ渡して」 とお願いしても 「恥ずかしいからできない」 と言う。
私が手を貸さず放っておくと、いつまでたっても園バックに入っている。
毎日会う担任の先生にさえいまだ・・・(いつまで照れてるねん)

昔から挨拶ができない時、「この子は照れ屋で(笑)」 などと私が代弁し、
息子のためというよりは自分のためにその場を取り繕っていたのだが、
ある日ふと、私のこの言葉が息子の照れ屋に拍車をかけたのではないかと気づく。

それ以来、「K(息子)が挨拶したのに返してくれなかったらどんな気持ちかな?
にこっと笑うだけも(相手は)嬉しかったと思うよ」 と後で伝えるようにしている。
もちろんこんな言葉がけだけで、ある日突然目が覚めるような挨拶をしてくれる訳ではない。
ただ息子の心に「照れ屋」「恥ずかしがり」という言葉を植え込むことをやめたかった。

パパにいいたいことがあるが、またもや 「恥ずかしくて言えない」らしい。
「ママにだったら言える」 らしく、きいてみる。
「Kが恥ずかしいって気持ちより、
パパが嬉しいっていう気持ちの方が大きいと思うから言ってみたら?」 と説く。
待つことしばし・・・「パパから好きやから、いてほしいの!」

相手の気持ちを考えて自分の気持ちを乗り越えるということ。
こんな小さな成功体験でも重ねることで、極度の照れ屋から個性レベルになればいいなと。
恥ずかしがり屋は息子の個性。
自分が損にならない程度に・・・克服すればいいかな。


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