第4106話 よう実 2年生編5

2024年06月22日 10時00分00秒 | Weblog

小説「ようこそ実力至上主義の教室へ」

前回(第4097話)無人島試験編

1~4.5巻までを突破し、

第5巻「満場一致」特別試験。(神巻)

 

試験開始後は ずっと心臓をにぎられたまま

読み続けなければならない状況で、

ここで スッキリ

かと思いきや、もうひと波乗り越えなければ

いけない感情のうねり。

 

読後の熱を帯びた体とゆるやかな疲労感の中、

様々な価値観を持った 多様な人種が集まる

学校とは つくづく面白い場所だな と。

 

今は 進路でも 多様な選択肢があり、

必ずしも 教室の中に身を置かなくていい状況が

整えられているのだけれど、

ずっと ひとつのクラス(教室)で

過ごさなければならない「制約」の中から生じる

かけがえのないものとの出会いは、

ひとり(自分)の中だけでは

たかが知れており、

人と人との間だからこそなのだと・・・

 

満場一致試験がもたらす痛みとは

ほど遠い感想を抱き、

あの頃に戻りたい。やり直したい・・・

実現不可能なことを願ってしまう。


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