第392話 マンパワー

2011年10月30日 20時18分55秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

今朝、パソコンを開くと「キャッツ 8,000回」とあった。
劇団四季のミュージカル『キャッツ』・・・

私がキャッツを観たのは、真冬。私はロングブーツを履いていた。
ずっと履いての観劇はしんどいなと開演間際にさっと脱ぎ、そっと隣りに立てて置いた。
開演直後、猫たちが登場したと思ったら、なんと私のところに来たのだ!
しまったぁ・・・こんな演出があったなんて(泣)
私だけ、足が4本。ブーツの横には自宅のリビングみたいなタイツ足・・・
私が暗闇の中で靴を履いていない恥ずかしさに動揺する中、猫は猫に徹して、いた。
この時、(失礼ながら)「プロってすごい」と思った。
先端まで、猫。 役者にとって一番大切なものは、この集中力ではないかと思った。
そして、名曲「メモリー」に泣く。

泣いたといえば、宝塚歌劇団。
女性が男性役をする? 宝塚なんてと思いながらも観にいったが、最後、
紫月あさとさん演じる男性役に心を鷲づかみにされる。
そこはもう別世界で・・・「美しさ」に涙があふれた。
相手役の花總まりさん歌う名曲「タイム・トゥ・セイ・グッパイ」に泣く。

小劇場から大劇場まで、独身の頃はよく観にいった。
ストーリーの面白さもあるが、演じる役者のマンパワーを浴びにいく楽しみ。
子供が生まれてからなかなか観にいけなくなったが、
ライブの魅力恋しく、息子が小学生になったら一緒に観にいきたいなと心待ちにしている。

※息子が生まれて我慢しているわけではなく、新しい芸術に触れることができた。
 未就学児童OKな人形劇だ。子供たちに伝えたいことの深さ・・・あなどれない。


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