第93話 意味深(光の散歩)

2005年06月16日 00時27分21秒 | Weblog

演劇以前
勤めながらの長期の習い事はなかなか難しいこともあるかと思います。
なので、私は1~3回完結ものを色々試しました。
「光の散歩」(一回完結)もそのひとつ。

光の散歩 -初夏のめぐみを楽しむ- 講師は岩村原太さん(舞台照明・美術家)。
空の色を見たことがありますか?
街の中、森の中、そして季節によって知っていたはずの空の色は少しずつ違います。略
なにより、私たちの気分によって、まったく違ってしまうものなのです。
空の色や木もれ日を、手の上にのせてみましょう。(チラシより抜粋)

五月は空の色がまっすぐ届くという。
季節や土地によって空の色が違うのは水蒸気の量が問題で、多いと届きにくくなる。
初夏はラベンダー色、秋はブルー、三月になると黄色になる。(講座の記録ノートより抜粋)
今はわからないかもしれないが、光を見るトレーニングを行えばわかるようになるそうだ。
トレーニングはある一定時間に照明を消し、自然の光を手のひらで見続ければいいらしい。
先生に見える色が私には見ることができず残念だったが、
今でも「木もれ日は丸い」と知ることができたのはよかった。なぜか優しい気持ちになれる。

物が見える→光がある。
光がある→カゲができる。

私はこのフレーズを何度も記録している。
この講座のメモを時々手にとってみる。
光があるから物が見えること。光の入ってくる数だけカゲができること。
光の存在を思い出すだけで、今、闇への恐怖がやわらぐ。
この言葉の向こうに、その時々の色々な自分の気持ちが見えてしまう。

光の色は「白」紙を使って見る…
少し「シワ」を作っておくと、「表情」がくみとりやすい…
今宵は言葉にひっかかってしょうがない。

※第二回公演上演許可がおりた興奮のまま台本に向かうと思いきや、ほころんでしまいました…。
 今夜、掲示板も更新できました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第92話 代表、出場、決定 | トップ | 第94話 ACTer »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事