この本が宮脇作品の中で異質なのは写真が数多く挿入されているということです。
もともとの原稿が山岡荘八全集のパンフレット用だったということもあり、各章があっさり書かれているという印象です。
後年、宮脇さんが頑なに自著に写真を載せるのを拒否したのはこの本の出来の悪さ(写真に依存し過ぎている文章?)によるのかもしれません。
宮脇さんは作家であり、編集者であり、書評家でもあったので、自著に対する評価も冷静にしたことでしょう。
後の「古代史紀行」「平安鎌倉史紀行」「室町戦国史紀行」のルーツ、ネタ元がこの本にあったことがわかりました。
そしてこの本があったから「室町戦国史紀行」で日本通史の旅は終わることができたのかもしれません。
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