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「不死蝶」1978、1988(金田一耕助シリーズ)ファミリー劇場、AXNミステリー放送を見比べる

2018-08-03 | 金田一耕助もの

前「不死蝶」1978年版を録画していて、原作を買おうかどうか迷っているうちに1988年版を録画できたので見比べることにしました。

まず2時間ドラマの1988年版を見ました。

ブラジルのコーヒー王の養女鮎川マリは有森也実さん。おつきの使用人がウガンダ・トラさんでした。

大体の人間関係、トリックがわかりました。

鮎川マリが金田一とタンゴを踊り、金田一に好意を示すのはご愛敬です。

1978年版は1時間ドラマの3回放送でした。

マリは竹下景子さん。とても美しいです。金田一耕助シリーズって美しい女優さんの一番美しい頃が映像に残されているんだなーとしみじみ思いました。

こちらではおつきの使用人はちゃんと外国人がやっていたので、ウガンダ・トラを使った1988年版のキャストのひねり具合がわかりました。

微妙に人間関係が省略されていて、ウィキを見ると1988年版の方が原作に忠実らしいようです。

さて、こちらは何といっても、植木等さんの演技がすばらしかったです。

ドラマの中で植木さんだけ特別感がすごいのです。

時代が経つにつれ、ドラマが軽くなってくるのは仕方がないのかもしれませんが、古いドラマを見ていると胸がきゅんとしてきます。


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