カプチーノノート cappuccino note

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男はつらいよ 奮闘篇

2013-12-01 | 映画(韓国以外)

BSジャパン放送。

何度も同じ映画を見るということもあまりありませんが「男はつらいよ」は何度も見ています。

奮闘篇については以前は物足りないと思っていましたが、今回はとてもおもしろく見ました。

マドンナがちょっと足りない女の子、花子(この設定も喜劇のためなんでしょうが時代を感じます)。

それ故、寅さんの過剰な女性に対する愛を素直に受け入れます。

寅さんはますます張り切ります。

でも寅さんに会わずに、迎えに来た先生と一緒に弘前に帰ってしまいます。

がっかりした寅さんは、さくらさんに「お兄ちゃんと一緒にいるより先生と一緒の方が花子ちゃんは幸せよ」と言われてしまいます。

寅さんの過剰な愛はマドンナをダメにする(寅さんもダメになる)ので、マドンナは寅さんから去っていくのです。

そして「男はつらいよ」の後の方の作品では、そのことに気づいた寅さんがマドンナから去っていくことになります。

ラストはさくらさんが自殺しそうな寅さんを心配して弘前に行き、二人の再会で終わるというパターンはずしの作品でした。

おいちゃん(森川信さんは最高によい)の寅さんへの深い愛情を感じるのも、好きなところです。

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