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カプチーノノート cappuccino note

日々更新。ネタ探しの毎日。今日もいいことありますよ。

「ムジナ探偵局」1~8

2013-11-30 | 本を読む

安陽子・作 おかべりか・画 童心社

学校から、たばこの吸い殻、はさみ、針が盗まれ、校内の池のそばにばらまかれた。

ただのいたずらと思われたが、それが何度も続き、ムジナ探偵に事件の調査が依頼された…。

犯人はいったい誰で、何のためにそんなことをするのか?(第1巻)

このシリーズは純粋な児童向け推理小説ではなく、幽霊や妖怪、魔物が絡むミステリーをムジナ探偵が解決していく物語です。

第1巻を読み終え、謎が解明されると「なーんだ、くだらん」と思いながら、次の巻を読みたくなります。

登場人物の助手役の源太とムジナ探偵の関係がきっちり設定されていて、二人がいろんな事件に遭遇し、解決する過程がおもしろくて、読んでいて、やめられなくなります。

世の中は論理や現実だけでなく、そこからずれた世界があって、その世界の住人が不思議な現象を起こしていると考えると、ちょっと、固くなったアタマに余裕が生まれてきます。

ここのところ、毎日、寝る前に1冊ずつ読んでいました。

読み終わって、ちょっとさびしい私です。

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