カプチーノノート cappuccino note

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寝ていました

2009-06-08 | 日々雑記

のう夜中にプログを書いたためか、今日は夕食の後、眠くて、寝てしまいました。

そして、さっき、起きました。

高校生か!と自分につっこんでしまいました。

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イルマーレのラストについて

2009-06-08 | 韓国映画

「イルマーレ」の感想を書いてから、他の人のレビューはどうなっているか、見てみると、ラストについてとても深い論争があることを知りました。

大きなテーマは二つ。

①はたして、ソンヒョンの交通事故死の記憶に持つウンジュは、ソンヒョンを救うことはできるのか?

②なぜ、生き返ったソンヒョンは、ポストの前で泣いているウンジュのもとではなく、イルマーレを出ていこうとするウンジュのもとに現れたのか?

まず、なぜ、イルマーレの郵便ポストが、二年の時間を超える力を持つことができるのか?

この答えのヒントは、ソンヒョンのお父さんが生前、このポストに寄りかかって、ソンヒョンを待っていたことと、ソンヒョンの子どもの頃の父親との写真にもポスト(別の形)が出ていたことにあるでしょう。

イルマーレ自体、ソンヒョンのお父さんの設計であり、ポストの設置もお父さんが考えたものでしょう。

したがって、お父さんの死後、ポストには、ソンヒョンへお父さんの思いを伝える作用が発生し、たまたまその作用がウンジュの手紙にも働いてしまったものと考えられます。

このポストの作用として、未来のものを2年前の過去に送ることができ、過去のものを2年後に送ることができます。

このポストによってソンヒョンは2年後に出版されている父の遺作集を受け取り、イルマーレが父の設計であることを知るのです。

おそらく、イルマーレ自体、父の所有物であり、叔母さんを通してソンヒョンに貸し与えられたものでしょう。

父の死後、イルマーレはソンヒョンの所有物になったと思われます。

さて、ウンジュがこのポストを使って、自分の過去を変えて、別れた彼と別れないようにしてほしいと2年前のソンヒョンに頼むことは、決してしてはならないことでした。

人は未来は変えられますが、過去を変えてはいけないのです。

したがって、過去が変わらないような働きが起こります。

それがタイムパトロールによるのか、見えない力によるのか、わかりませんが、結果としてソンヒョンの交通事故死という形で、過去を改変することが止められたのです。

もうひとつ、この映画で大切なお約束があります。

ソンヒョンが出会えるのは、同じ時代を生きるウンジュであって、2年後のウンジュには永遠に逢えないということです。

2年後のウンジュに逢う方法は、ポストの中に入るしかありません。

ウンジュが2年前のソンヒョンに交通事故の現場に来ないでと手紙を出すと、2年前のソンヒョンは死なないことになります。

しかし同時代を生きていたソンヒョンは救うことができません。

その結果、ウンジュはイルマーレのポストの前で泣き崩れるのでした。

これがウンジュにとってのラストシーンです。

しかし、生き返った2年前のソンヒョンはどうすればいいのでしょうか。

彼に救えるのは2年後のウンジュではなく、同時代のウンジュなのです。

そこで、ソンヒョンはいつウンジュに会えばいいのでしょうか?

喫茶店で彼と別れたばかりのウンジュに会って、「長い話を聴いてほしい」といったところで、相手にしてもらえないのはわかっています。

また、ウンジュがポストに手紙を出してしまうと、また、2年前のソンヒョンに手紙が送られて、今のソンヒョンが変わってしまう恐れがあります。

だから、ウンジュがイルマーレを出るときを見計らって、ウンジュに話しかけたのです。

もちろん、ソンヒョンはウンジュがイルマーレに住むように働きかけをしたかもしれません。

しかし、ウンジュがイルマーレに住むことは決まっていたので、そんなに難しいことではなかったでしょう。

これがソンヒョンのラストシーンであり、映画のラストシーンなのでした。

こんな考えでどうでしょうか?



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